校長 小林です。
7月5日の全校朝礼で「あしなが」という絵本の読み聞かせをしました。前から全児童に向けて読んでみたいと思っていた絵本です。あらすじは省略しますが(お子さんにお聞きください)野良犬たちの物語を通して「うわさ」の無責任さや理不尽さについて深く考えさせられるお話です。「うわさ」の秘密感というのはどうやら人を引き付けるものがあるようで、面白おかしくすぐにパッと広がってしまいがちです。でも噂の対象にされた人は根も葉もない内容に深く傷つき絶望します。噂は発信をした人に大きな責任がありますが、深く考えないで広めてしまう人にも大きな責任があります。物事を科学的に見ること、自分で責任を持てないことは発信しないような人になってほしいという気持ちを込めてこの絵本を読みました。