校長 小林です。
学習指導要領が2020年度から改定され「主体的で協働的な深い学び」という概念が入るようになりました。なかでも「協働的な」という部分ではペアやグループでの交流において友だちの考え方に触れ、さらに自分の考えを深めていくという活動が有効となってきます。指導者は交流の指示をしたあとは各グループを巡りながらどのような意見が交わされているかを確認しますが、身体が一つしかないので複数のグループを確認することはできません。そこで、交流の様子を画像で撮影し、音声を記録して後で視聴して確認します。記録した映像は校内での視聴のみをおこない、外部に流すようなことはありません。
この日は2年生のクラスの授業の様子を記録しました。カメラはアクションカメラといわれる小型のもので、音声は写真の黒い袋の中にワイヤレスマイクをいれて机上に置くことで活動の邪魔にならないように配慮しています。こうすると子どもの小さなつぶやきが聴けるので、授業の振り返りを行う上で非常に有効です。また、どこかのクラスで授業の記録を撮りたいと思います。