11月7日 不審者避難訓練

 校長 小林です。

 117日、不審者の侵入を想定した避難訓練をおこないました。これは2001年6月8日に大阪教育大学附属池田小学校に刃物をもった男が侵入し、児童らに切り付け8名の尊い命が失われた事件をきっかけとして学校に不審な人物が侵入してきたときに児童の生命をどう守るかということを考えるために実施されているものです。実はこの訓練の前に教職員だけで同様の訓練を実施しており、その際に犯人役の職員の後ろからその動きを動画撮影し、警察官の方にも参加していただき、ご意見を伺ったりどこに気をつけるべきかを検証したりしています。この日はそれを踏まえて実際に児童がいる状況での訓練をしました。「不審者侵入、各教室は直ちに施錠してください。」の放送で担任は教室に施錠し、子どもと一緒に教室内に留まります。他の職員は犯人追跡(制圧が目的ではなく犯人の居場所を特定し、威嚇するなどして警察が到着するまでの対応をする)や万一けが人が出た時の救護、警察や消防への連絡などの仕事に分かれます。各教室には緊急通報装置があり、それを作動させると職員室の表示盤が点灯するのでおおよそどこに犯人がいるのかが分かります。侵入しておよそ5分後に警察が到着、犯人は取り押さえられたという想定で、児童は運動場に集合して人数確認を行いました。

 このようなことは決して過去のことではなく、最近でも「忘れ物を届けに来た」といって木刀を校内で振り回すという事件が起きています。常に意識することの大切さを痛感しました。私たちは保護者証の御提示をもって保護者か不審者かの判断をしますので、来校される場合は必ず「保護者証」の提示をお願いします。

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このページは、ウェブ管理者が2022年11月11日 07:56に書いたブログ記事です。

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