スペイン風邪は1918年 アメリカのカンザス州で発生した。
当時、第一次世界大戦が勃発して、ヨーロッパに広がった。
でも、移動は船なので状況はのんびりしてた。 情報は来ない。
日本は横須賀港に停泊中の軍艦からはじまり、横浜へ。
何か聞いたことあるでしょ!?
1918年と1919年に大流行。変異したんやろね。やっぱり。
1920年に終息するまでに、全世界の15億人のうち5億人が感染。
2000万人~4500万人が死亡した。
日本では当時の人口5600万人のうち、45万人が死亡した。
さて、2021年 現在の状況は
死者数は 世界 224万人 日本 6071人 大阪府 965人
です。
どう思いますか?
スペイン風邪のレベルだと、日本の人口は倍になってますから
90万人が死んでもおかしくない。
1920年は0.8%。2021年は0.0048%の致死率です。
なぜか? それは当時、
① 光学顕微鏡がなかった。ウイルスを見ることもできなかった。
② ワクチン、予防薬、治療薬がなかった。治療は寝るのみ。
③ 情報伝達の手段が電話、手紙だった。
④ 当時、民間の間では「ネズミを焼いた粉末で治る!?」
「多井畑神社のお札がきく!」などのデマが流行った。
今と似てますよね。
やがて1920年が過ぎると自然に減少して終息。
生き残った人々はH1N1型ウイルスの免疫抗体を取得したんやね。
みんな 心配しない! 「未知」のものにビビるのが「無知」
現在の科学、医学、社会 全部100年前より進歩してる。
もう何百回ゆうてるけど。
医療関係の皆さん ほんとうにありがとうございます。
社会を回してる皆さん、食べ物も治安も娯楽もちゃんと届いてます。
「学校の先生も給食の調理員さんも、毎日、必死のパッチで
がんばってます。いっしょにがんばろう!」
最後に、おじいちゃん、おばあちゃんにだけは絶対にうつすな~!
画像は100年前のポスター。今と一緒やん。