February 4th.  スペイン風邪に学ぶ

スペイン風邪は1918年 アメリカのカンザス州で発生した。

当時、第一次世界大戦が勃発して、ヨーロッパに広がった。

でも、移動は船なので状況はのんびりしてた。 情報は来ない。

日本は横須賀港に停泊中の軍艦からはじまり、横浜へ。

何か聞いたことあるでしょ!?

1918年と1919年に大流行。変異したんやろね。やっぱり。

1920年に終息するまでに、全世界の15億人のうち5億人が感染。

2000万人~4500万人が死亡した。

日本では当時の人口5600万人のうち、45万人が死亡した。

さて、2021年 現在の状況は

死者数は 世界 224万人 日本 6071人 大阪府  965人

です。

どう思いますか?

スペイン風邪のレベルだと、日本の人口は倍になってますから

90万人が死んでもおかしくない。

1920年は0.8%。2021年は0.0048%の致死率です。

なぜか? それは当時、

① 光学顕微鏡がなかった。ウイルスを見ることもできなかった。

② ワクチン、予防薬、治療薬がなかった。治療は寝るのみ。

③ 情報伝達の手段が電話、手紙だった。

④ 当時、民間の間では「ネズミを焼いた粉末で治る!?」

  「多井畑神社のお札がきく!」などのデマが流行った。

今と似てますよね。

やがて1920年が過ぎると自然に減少して終息。

生き残った人々はH1N1型ウイルスの免疫抗体を取得したんやね。

みんな 心配しない! 「未知」のものにビビるのが「無知」

現在の科学、医学、社会 全部100年前より進歩してる。

もう何百回ゆうてるけど。

医療関係の皆さん ほんとうにありがとうございます。

社会を回してる皆さん、食べ物も治安も娯楽もちゃんと届いてます。

「学校の先生も給食の調理員さんも、毎日、必死のパッチで

がんばってます。いっしょにがんばろう!」

最後に、おじいちゃん、おばあちゃんにだけは絶対にうつすな~!      

画像は100年前のポスター。今と一緒やん。

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このページは、ウェブ管理者が2021年2月 4日 19:42に書いたブログ記事です。

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