(学校だよりでは紙面が足らず肝心の話まで行けなかったので)
「子どもの誕生日は子どもが生まれた日」?
違います。
子どもはお母さんのおなかの中で、自分の意思で成長してきたんです。
「陣痛」は母親が起こしたんじゃなく、子どもがホルモンを出して、自ら出て来たんです。
3歳を過ぎてゴンタするようになる。3年生くらいから学校ではマシだけど、
家ではどうしようもない! 高学年になったら、ゲームし放題。泣かされる日々も。
中学生になったら全く言うこと聞かなくなり、「メシ!カネ!ウザいんじゃ、くそばばあ~!?」
高校生になりいよいよ両親をトホホな思いに追い込みます。
でも、
どんなに大変な状況になっても
世間からボロカスに叩かれて、SNSで極悪人にまつりあげられても
世界中に誰一人関わる人がいない状態になっても
「母親だけは味方でいなければなりません」
それは
「一生分の幸せは3歳までに もうすでにもらってるからです」
痛い思いして生まれてきた瞬間。おぎゃ~という産声。
初めて笑った顔。「まんま」「ママ」と話せた日。
初めて立った日。初めて歩いた日。
その人生の最初の3年間に親としての幸せは、子どもから全部もらってるんです。
だから「何があっても お母ちゃんだけは あんたの 味方やで!」
そう言い続けるのが 「子育て~親の役目~」 何があっても。
子どもの生まれた日は
「お母さんになった日」「親になった日」ですから。(つづく)