今日は佐竹台にお住まいの樋口良次さんをお迎えして、現在85歳の
樋口さんが経験された戦時中、戦後に体験したお話を聞きました。
樋口さんは子どもたちに、ケンカや戦争を引き起こしてしまうのは
相手のことを考える、思いやる「想像力」が足りないことが原因だと
一生懸命伝えてくれました。 疎開先から卒業のために帰ってきた
大阪が大空襲にあいました。次の日は卒業式の予定でしたが、大阪は
火の海に。命からがら助かったのは御堂筋が今のように広い道だった
からだそうです。そしてお友達もたくさん亡くなり、卒業式は数十年後に
たった一人で当時の担任の先生が特別にしてくれたそうです。