校長 小林です。
現在、養護教諭が4年生の各ラスに出向いて「思春期の成長」をテーマとした保健の授業を行っています。2月13日に1つのクラスで授業をしたのでその様子をのぞいてみました。4年生の10歳という年齢は「思春期」と呼ばれる時期に差し掛かる頃です。身体も心も大きな変化を遂げるのでその時になって戸惑わないようにとこのような授業を毎年行っています。身体の変化でいうと、第二次性徴(発毛、声変わり、体形の変化等)が起こります。そして大人の体になったところで、男子は精通(初めての射精)、女子は初経・初潮(初めての生理)が起こります。今まで起きたことのないような変化ですので、みんな悩んだり驚いたりするものですし、変化があった人だけでなく、変化が起こらない人もそれなりに悩んだりするものです。授業の中では個人差のことにも触れていました。また、体だけではなく心も大きく変化する時期。大人に反抗したり、人の目が気になったり、好きな人ができたりといろいろな形になって出てきます。でもそれが思春期の特徴だとわかっていたら安心ですね。子どもたちにとって自分と密接に関係する話なので、神妙な面持ちで聞いていました。
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