校長 小林です。
2月3日・4日に3年生がクラス別で七輪体験を行いました。3年生は社会科で昔のくらしのことを学習しています。その学習の一環でガスや電気がなかったころはどのように食べ物の調理をしていたのだろうということを体験するために七輪を使ってお餅を焼きました。七輪は日常の生活ではまず見かけることができなくなりましたが、いわば今のガスレンジ・IHヒーター等の代わりとして重宝した生活用具です。しかし熱源が炭のため炭をおこす(着火させる)のがたいへん面倒です。3年生のみんなは炭をおこすところから体験しました。事前に教えてもらった通りに新聞紙を丸めたもの、乾燥した小枝、炭の小さなかけらを用意して火をつけます。炭のかけらに火が付けば大きな炭を投入して火が付けば餅を焼く準備完了となるのですが、なかなか火が付かず苦戦しているグループも多々ありました。いったん火が付けば順調に燃え続ける炭ですが火力調整があまりできないため、なかにはお餅が真っ黒こげにしてしまう子もいました。でも苦労の末に焼き上げたお餅は格段の味でみんな「おいしい!」といって頬張っていました。次は吹田市立博物館にでかけて昔のくらしをさらに学習します。
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