校長 小林です。
12月11・18・20日の3日間を使い、各学年1時間ずつで「お話を聞く会」を実施しました。お話を聞く会というのは障がいのある方を学校にお招きし、お話を聞かせていただくなかで、障がいに対する理解を深めようという行事です。PTAと吹田市社会福祉協議会様のご協力を得て毎年実施している行事で、今回お招きしたのは全学年とも聴覚障がいの方でした。普段の生活について語っていただきましたが、来客があったときに「ピンポン」ではわからないので赤色灯が回るようになっているとか、目覚ましはブルブル震えるようになっているというようなことを教えていただきました。特に災害の際には困ることがたくさんあって、何の列かわからないので並んでいるとおにぎりの配給ということがわかった。でも気が付くのが遅かったのでもらえなかったとか、列に並んでいたら自分には関係のない乳幼児用のおむつの配付だったというようなこともあるそうです。なかでもいろいろな人と会話を楽しんだり、コミュニケーションをとったりすることが難しく、みんなが手話で話せるようになると良いですねとおっしゃっていました。そして簡単な手話をいくつか教えていただき、最後にはお礼の「ありがとう」を手話で伝えました。
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