校長 小林です。
一晩明けて、みんなぐっすり寝たのか爽やかに朝を迎えました。普段の年でも夜に熱を出す児童はいるもので、ましてや新型コロナのこのような状況もあったために夜間の体調変化については気をつけていたのですが、体調を崩す児童もいなかったのは幸いでした。
6時30に起床し、部屋の清掃を行った後に7時30分から朝食をいただきました。朝食は和定食で魚の干物が出ており「宮津に来たんだな」ということを感じました。前日の夕食同様にお代りをする子が結構いました。退所前は時間がないために朝食後に所内の清掃を行います。「来た時より美しく」がこの施設のスローガンで、みんな一生懸命にお掃除をがんばってくれました。
そして水着に着替え浜に移動して2日目の水泳活動が始まります。昨日は打って変わってとても良いお天気で暑くなりました。しかし、準備体操を行う頃に空は晴れているのにザーッと雨が降ってきました。これが海であり自然なのですね。でも子どもたちは驚いたり騒いだりもせずに受け入れていました。これも大きな成長です。
最初は前日と同じように水慣れ等のおさらいをして「海での泳ぎ」を思い出します。そして後半は臨海学習のメインでもある「距離泳」をおこないます。それぞれの班の泳力に合わせて隊列を組んだり、一人ずつで泳いだりしながら、この2日間で最も長い距離を泳ぎます。1日目は体調の具合や不安などで見学した児童もいましたが、この日は全員が海に入ることができ、泳ぎ切ることができました。私はボートの係で沖合からその様子を見ていましたが、子どもたちは落ち着いて練習したことを出し切っていました。がんばって泳ぐ子どもたちに浜で待機している子らが「がんばれー!」と声をかけ、浜まで泳ぎ切って水から上がるときには自然と拍手が起きるなど、とても温かい雰囲気の中で距離泳は進んでいきました。順調に進んだために10時30分には予定されていた内容を終え、宿舎に帰りました。
朝食です
朝からしっかり食べます!
隊列を組んで距離泳をするグループ
やったぁ!泳ぎ切った!
浮き身も上手になりました。