吹田市採用3,4年目の先生方の研修として、通級指導の運動あそび教室の参観が行われました。
通級指導について講義があったのち、体育館に来られました。
運動あそび教室は、通級指導教室に在籍している児童で、運動を通して楽しく運動できた経験を積み、体の使い方、ルールを守って活動することなどを学びます。初めは、準備運動として、輪体操をし、ステップを踏みながら、だんだんスピードを上げてみんなでリズムよくギャロップをして回りました。
次は、スクーターボードに腹ばいにのり、先生方に引っ張ってもらいます。スーパーマンのように背中に力を入れて沿って風を切ります。
2回目は背中でスクーターボードにのり、レンジャーのように自分で縄を使って進みます。さっきとは逆におなかに力を入れて丸まります。雑巾掛けのように押すこともしました。
プログラムのメインは、「いろいろなものを投げてあそぼう」です。フープに目掛けて、フリスビーを横投げしたり、片手でロケットを投げたりしました。バスケットボールを、スローインのように投げて目標に当てたり、ソフトボールのピッチャーのように下投げをしたりしました。いろいろな投げ方をその場に応じて挑戦しました。うまく的に当たると嬉しくて何度も繰り返し投げていました。
目標から離れて、距離を長くするなどレベルを上げている子もいました。
二人組で、投げる順番を守り、4つの場のローテーションも指示を聞きスムーズに交代することができました。丁寧な説明があり、見本を示して、見通しを持たせることで、安心して楽しく行うことができました。日頃の体育では使わない教具にやる気も出ていました。
研修で来られていた先生方には、参観での気づきを、日々の学習指導、集団作りに生かしてもらいたいと思います。
