校長 小林です。
6年生は11月14~15日に広島・宮島方面へ修学旅行に出かけます。広島では平和公園に行って資料館の見学をしたり、被爆者である語り部さんのお話を聞いたりします。そして原爆の子の像では平和セレモニーを行います。原爆の子の像は6年生の児童と同じ12歳で被爆し、その後亡くなった佐々木禎子さんを始め、原爆で亡くなった子の霊を慰める石碑を創ろうということで子どもたちの募金活動によってできた石碑です。ここでは平和の誓いを述べ、千羽鶴をささげたりしますが、その千羽鶴を全校生に折ってもらおうと6年生が各教室を回って千羽鶴についてのお話をしたり鶴を折るお手伝いをしたりしました。なぜ千羽鶴なのかというと、名古屋の高校生からお見舞いとして折り鶴が送られたのをきっかけに、禎子さんも鶴を折り始め千羽鶴を折れば元気になると信じて鶴を折りつづけたことに由来します。実際には千羽以上折ったそうですが、病が回復することはありませんでした。
全校生が折ってくれた鶴を6年生はしっかり届けてくれることでしょう。また、11月3・4日に行われた吹田南地区公民館の文化祭でも来場者に千羽鶴を折っていただきました。一緒に広島へ届けてくださいとお願いされていますので一緒に届けたいと思います。
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