2019年2月アーカイブ
2月の全校集会では、おーなり由子さんの「ことばのかたち」の絵本を紹介しながら、「ことば」についての話をしました。
このお話は、
もしも 話す言葉が目に見えたら どんなかたちをしているだろう というフレーズで始まります。」
そして、「だれかを傷つけることばが 針の形をしているとしたらどうだろう?」と続きます。
このお話の一部を紹介した後、
人を殴って傷つけてしまったら、 目の前でけがをしている人を見たら、
自分が相手を傷つけてしまったことに気が付くでしょう。でも、言葉は目に見えないので、自分の言った言葉が相手の心を傷つけていることに気が付きにくいのかもしれません。
でも、相手を傷つける言葉を言ってしまったら、針が刺さって心から血が流れているのです。自分は気が付いていなくても、相手の心には傷がついてしまっていて、血が流れているということを知っておいてほしいと思います。
でも、心を元気にするための言葉もたくさんあります。
「とどいたことばが こもれびのように わらいますように」
今自分の使っている言葉はどんな色をしているのだろう?、どんな形をしているのだろう? 相手がどんな心になるだろう...そんなことを考えながら言葉を使ってほしいと思います。
本校は、吹田市の難聴学級センター校に位置付けられていますので、校区外からも本校のたけのこ学級(難聴学級)に通っている児童がいます。本校では、難聴学級在籍児童が通常学級児童とともに、お互いに学び合いながら生活をしています。
子どもたちは、様々な学校生活場面で手話を使っています。たとえば、授業の始まり・終わりのあいさつや校歌や音楽会の歌を手話をつけています。児童集会でも、児童が手話を付けて発表します。
また、各学年、年間計画に沿って「聞こえの授業」を行っています。
2月には、3年生と5年生の聞こえの授業をしました。その様子を紹介します。
3年生は耳の仕組みを学習したあと、実際に補聴器の体験をしました。
子どもたちは、耳の中がこんなに複雑になっていることに驚いていました。
また、補聴器体験をしたあと、「ざーざーという音たトントンという音が大きく聞こえてびっくりした」などの感想を発表してくれました。
5年生の子どもたちは、聴覚障がいのある大人の方にゲストティーチャーとして来ていただき「きこえないってどんなこと?」について学びました。
6年生
6年生はたけのこ学級児童の在籍がないので、1~5年生のたけのこ学級児童から6年生へのスピーチを通して「聞こえ」について考える授業を行いました。
クイズ形式で聞こえについて理解を深める内容や、一人一人から6年生に向けて、
これまでしてもらってうれしかったことなどを伝えました。
下級生のたけのこ学級在籍児童のスピーチを真剣に
聞いている6年生の姿がありました。
この授業を通して、同じ学年のたけのこ学級の児童に対しても理解が深まることを願います。
2月1日 3年生が地域の福祉委員会・民生委員会の皆様にお世話になり、昔のくらしの学習をしました。
縄ない体験の様子です。
最初にお話を聞きました。
わかりやすいように絵をかいて説明した頂きました。
さて、いよいよなわない体験です。
藁を湿らせて、たたいてやわらかくしてから編んでいきます。
なかなかまとまらず、難しい作業でしたが、地域の皆さんが手取り足取りで教えてくださり、満足のいく縄ができ、笑顔いっぱいの子どもたちでした。
こちらは、七輪体験です。
なかなか今頃は見なくなった七輪ですが、地域の皆様にお世話になりもち焼き体験をしました。
炭に火が付くまで苦労をしていましたが、ようやく火が付きおもちが焼けて、
砂糖醤油をつけていただき、大喜びの子どもたちでした。
お世話になった地域の皆様
本当にありがとうございました。
1月24日 英語研究授業がありました。
4年生の授業の様子です。
今日の学習は「オリジナルピザを作ろう」の学習です。
英語の学習の約束
1 アイコンタクト 2 クリアボイス 3 ハッピーフェイス の確認
そして今日のメインの学習となる野菜(ピザの具)の単語学習です。
教師が発音した野菜カードを取ります。そして、子ども自身がとったカードを言います。
次は、ピザの具を買うやり取りの学習です。
いよいよお店に買いに行きます。
お店役・お客役のどちらも経験します。
お店で買った具を貼って、オリジナルピザができました。
最後は自分のオリジナルピザを紹介します。
のびのびと英語表現を楽しんでいた子どもたちです。
「オリジナルピザを作ろう」というテーマで、お店で具を買うやり取りを通して学ぶ学習です。
税理士さんに来ていただき、租税教室を行いました。
子どもたちにとっては、税金の話といっても、頭に浮かぶのは消費税ぐらいで、
なかなかぴんと来ないと思います。
まずDVDで、税金がなくなった社会についてのアニメを見ました。
税金がなくなると、税金でまかなっていた職業がなくなってしまうこと。
その結果、消防士さんやお巡りさんの仕事も変わってしまうこと、救急車も有料、公園もなくなり・・・
そのあと、税金の使われ方についてお話を聞きました。
子どもたちは、興味をもって話を聞き終わった後も質問したり、「税理士ってどんな仕事か詳しく調べてみような」などの姿が見られました。
お世話になった税理士の先生・吹田税務署の方ありがとうございました。
1年生が、地域の皆様にお世話になり、昔遊びの学習をしました。
竹馬・こままわし・たけとんぼ・おてだま・あやとり・はねつき
の6つの昔遊びを地域の皆様に教えていただき、サポートしていただきながら楽しみました。
羽付きの様子です。最初はむずかしかったようですが、だんだんできるようになってきました。
竹馬です。
なかなかむずかしかったのですが、マンツーマンでついていただき教えていただく中で
少しずつできるようになってきました。
ピロティでは、こままわし。
コツを教えていただき、何度もチャレンジ!
でもなかなかむずかしかったようです。また続けて練習してほしいと思います。
たけとんぼ。
高く飛ばすことができ、満足そうでした。
あやとり、お手玉・・マンツーマンで丁寧に教えていただきだんだんできるようになりました。
最初はなかなかできなかった子どもが、教えていただき練習する中で、
できるようになる素敵な笑顔を見ることができました。
当日、1クラスが急遽学級閉鎖となってしまったため、1クラスだけとなり少し残念でしたが、
子どもたちは、マンツーマンで教えていただいたりし、子どもたちは大喜びでした。
寒い中、長時間戸外・体育館でご指導いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。
吹田第二小の子どもたちは、こんなにも地域の皆様に見守られ育てていただくことができ幸せだなあとつくづく感じます。
平成32年度から始まる新学習指導要領で必修化されるプログラミング学習。
ICTサポーターさんにお世話になり、3学期は各学年、プログラミング学習に取り組んでいます。
プログラミング学習といっても、プログラマーを養成することがねらいなのではありません。
新学習指導要領では、子どもたちが、プログラミングを体験しながら、論理的思考力を身に付けることが大切であるとされています。子どもたちは、自分の意図したことや、考えたことをコンピュータに指示して、試行錯誤を繰り返しながら目的を達成する、そんな体験をすることが求められています。
各学年に合わせて、PC教室でソフトを活用したプログラミング学習に取り組みました。
これは3年生児童の授業の様子です。
1月の二測定に合わせて、養護教諭による各学年保健学習をしました。
1・2年生は、風邪予防について。3・4年生は,咳エチケットについて。
5年生は、くすりについて。6年生は薬物について学習しました。
これは、2年生の風邪予防について学習しているときの様子です。
風邪予防のための合言葉は、 う ま く き た え て
うがいをする
ますくをする
くうきをいれかえる
きそくただしいせいかつをする
たいりょくをつける
えいようをとる
てあらいをする
を教えてもらいました。
3・4年生の咳エチケットの学習では、インフルエンザについて学習した後、
咳やくしゃみによって、ウイルスが3メートル・5メートル先まで飛んでしまうこと、
咳が出そうになったときは、どうしたらいいかを学習しました。
また、5年生の薬の学習では、
薬の役割ときまりについて学習しました。薬に頼らずけがや病気を治そうとする力を強くすることが大切であることを学びました。
6年生は、薬物の恐ろしさについて学びました。
1月の児童集会は、体育委員会からの発表がありました。
体育委員会の子どもたちが、スポーツに関する〇×クイズをしてくれ、みんな盛り上がりました。
たとえば、「日本のオリンピックメダル獲得第一号は、『テニス』である。〇か✖か」などの問題がありました。