本校は、吹田市の難聴学級センター校に位置付けられていますので、校区外からも本校のたけのこ学級(難聴学級)に通っている児童がいます。本校では、難聴学級在籍児童が通常学級児童とともに、お互いに学び合いながら生活をしています。
子どもたちは、様々な学校生活場面で手話を使っています。たとえば、授業の始まり・終わりのあいさつや校歌や音楽会の歌を手話をつけています。児童集会でも、児童が手話を付けて発表します。
また、各学年、年間計画に沿って「聞こえの授業」を行っています。
2月には、3年生と5年生の聞こえの授業をしました。その様子を紹介します。
3年生は耳の仕組みを学習したあと、実際に補聴器の体験をしました。
子どもたちは、耳の中がこんなに複雑になっていることに驚いていました。
また、補聴器体験をしたあと、「ざーざーという音たトントンという音が大きく聞こえてびっくりした」などの感想を発表してくれました。
5年生の子どもたちは、聴覚障がいのある大人の方にゲストティーチャーとして来ていただき「きこえないってどんなこと?」について学びました。
6年生
6年生はたけのこ学級児童の在籍がないので、1~5年生のたけのこ学級児童から6年生へのスピーチを通して「聞こえ」について考える授業を行いました。
クイズ形式で聞こえについて理解を深める内容や、一人一人から6年生に向けて、
これまでしてもらってうれしかったことなどを伝えました。
下級生のたけのこ学級在籍児童のスピーチを真剣に
聞いている6年生の姿がありました。
この授業を通して、同じ学年のたけのこ学級の児童に対しても理解が深まることを願います。
コメントする