2月の全校集会では、おーなり由子さんの「ことばのかたち」の絵本を紹介しながら、「ことば」についての話をしました。
このお話は、
もしも 話す言葉が目に見えたら どんなかたちをしているだろう というフレーズで始まります。」
そして、「だれかを傷つけることばが 針の形をしているとしたらどうだろう?」と続きます。
このお話の一部を紹介した後、
人を殴って傷つけてしまったら、 目の前でけがをしている人を見たら、
自分が相手を傷つけてしまったことに気が付くでしょう。でも、言葉は目に見えないので、自分の言った言葉が相手の心を傷つけていることに気が付きにくいのかもしれません。
でも、相手を傷つける言葉を言ってしまったら、針が刺さって心から血が流れているのです。自分は気が付いていなくても、相手の心には傷がついてしまっていて、血が流れているということを知っておいてほしいと思います。
でも、心を元気にするための言葉もたくさんあります。
「とどいたことばが こもれびのように わらいますように」
今自分の使っている言葉はどんな色をしているのだろう?、どんな形をしているのだろう? 相手がどんな心になるだろう...そんなことを考えながら言葉を使ってほしいと思います。
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