校長 小林です。10月18日、1年生の研究授業を行いました。今年度の研究教科は道徳科ですので、道徳の授業です。「くりのみ」という教材で行いました。お話のあらすじは...
食べ物を探しに出たキツネとウサギ。食べ物は何も見つかりません。分かれた後、キツネはたくさんの食べ物を見つけ、腹いっぱい食べて残りは隠しました。その帰りにウサギと出会いますが、「何も見つかりない」とうそをつきました。するとウサギは、たった2つ見つけた栗の実のうち、1つをキツネに差し出します。差し出されたキツネは涙を流しました。
というお話です。子どもたちは自分が思ったことを活発に発表して授業が進んでいきました。1年生も2学期になり、自分の意見をこんなに述べることができるようになったのだなと思いました。友だちとのかかわりも増えていくこの時期、ウサギやキツネの行動をどうとらえるか、それを自分たちの生活に投影するかというところが焦点でした。研究会では質問や意見がたくさん交わされ、また、講師先生からも示唆に富んだお話をたくさんいただき、充実した研究会となりました。