校長 小林です。
夏になると水に親しむ機会が多くなりますが、残念なことに毎年水の事故で命を落とす人もいます。また、水難ではなくても心臓系の疾患で突然死ということもあります。これらは一刻も早い適切な処置によって助かる場合も多く、多くの人が救命措置についての理解を深めておく必要があります。本校では救命・救助の取り組みの中で命の大切さを学び、自分たちで考えて行動できる児童の育成を目指すということで、平成30年には「子どもたちの命を守るために〜ASUKAモデルへの想い」と題した講演会を実施し、毎年5年生を対象に救急救命をテーマにした授業も行っています。
この日は私たち教職員がもしもの時に正しい救急救命措置ができるようにと研修会を行いました。傷病者の発見から対応を開始するまでの流れを確認したり、胸骨圧迫による心臓マッサージや練習用AEDを使っての使用法の確認などを行いました。研修は定期的に行わないといざというときに対処できないので、毎年行っています。参加した教職員はみんな真剣な表情で取り組んでいました。
心臓マッサージ(胸骨圧迫)の練習です
練習用AEDを装着しています