校長 小林です。
1学期が始まった8日、3つの研修を行いました。1つは金曜日にお伝えしたアレルギー対応研修、もう一つが初任者を対象にした情報機器の取り扱いに関する研修、そしてもう一つが特別支援教育研修です。文部科学省によると「公立小・中学校の通常の学級に在籍している児童生徒のうち、知的発達に遅れはないものの学習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒が6.5%の割合で在籍していると推定される」とされています。6.5%というと計算上では40人学級で2~3人ということになります。
平成28年に障害者差別解消法が施行され、障害を理由に分け隔てされることがないよう「合理的配慮」がなされることが学校を始め社会全体に求められています。その一つの方策として校内でこのような発達課題に対する基礎的な知識を確認し、正しい理解と効果的な手立ての方法を全教職員で学びました。周囲の理解とほんの少しの支援や配慮で学校生活が送りやすくなります。一人残らずすべての子が楽しい学校生活を過ごせるよう取り組んでいきたいと思います。