6年 心のこと

6年生は、月に1回ほど大阪府からの派遣で学校に来てくれているスクールカウンセラー、臨床心理士の方に「心のこと」という授業を受けました。

心ってどこにあるんだろう?心臓、頭、脳、どこにあるかわかっていない。でもある。

心があるのはどうやったらわかる?心を使うとわかる、では使ってみるよ、ということで一枚の絵を見ました。何に見える?「入れ物、天秤、帽子をかぶった男の人。」「向き合っている二人の人。」

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気づかなかった子は言われて初めてそう見えたのか、あっと声を出しかけて押さえました。そんな見方もあるね。気持ちや感情が見方に大きく影響する。心があるってことだね。人それぞれの見方は、個性、自分らしさです。

次に、怒りについて考えました。怒りや嫌な気持ちってない方がいいんじゃないか、そんなことないよ、大切な役割があるよ、ということで3つ教えてもらいました。

①心が危険な状態にいることを教えてくれる。怒っている人は困っている人

②心の成長につながる大切な機会にできる。悩み、考える中で自分らしさが出てくる。

③人が感じている嫌な気持ち感情を知ることができる、それが優しさになる。

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心ってわからないけどおもしろい、成長させてくれる。いろいろな気持ちをそのまま感じられるのが心が健康な状態なので、楽しい、うれしいを感じ、嫌な気持ち、悲しい気持ちになることも大丈夫です。困っているときには助けを求めていい、相談したり相談されたりするかもしれないけど、一緒に考えていきましょう。

少し、心のことがわかった様子でした。

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このページは、ウェブ管理者が2025年12月15日 18:43に書いたブログ記事です。

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