今年度も「主体的・対話的に学び合い、深く考えることを通して、自分の見方・考え方を表現できる子~算数科の力の育成~」をテーマに研究を進めてまいります。
吹田市教育センターの授業づくりUpdateプランを活用し、講師を招聘して研究授業を行いました。今回は講師に、新潟市立上所小学校の志田倫明先生をお招きしご指導いただきました。他校からの先生方もたくさん来られました。
「これ、何度?」提示された図から角度を調べます。これまでの1直角は90°、2直角、4直角の大きさは学習しているので、それを生かして、測らなくてもいける!天才!と課題に向かっていました。円の図の中に二つの角度があることに気づきました。
次に出てきた図は...測らないとわからない、どうやって測ったらいいか考えました。180°より大きいけど...
直線を引いて、残りを測って足す方法、360°から測った大きさを引く方法、やり方に名前を付けました。二つの角のどちらに注目するかによって、方法は違いました。でも「違うの計算式だけ」と誰かがつぶやき、(そうだな)それぞれ自分のやり方で適応問題に取り組む自信をつけました。
「180°より大きい角度を測るなら全円分度器というのがあるよ」と先生が紹介しました。(使いやすい?)(線がいっぱいで難しい)どこに注目する、何をどのように使う、正確に測る、手順が少ない方がいい...、子どもたちの思考と試行は続きます。
たくさんの先生方が参観する中、集中して学習できました。子どもたちの姿からたくさんの学びがありました。これからも楽しい授業、わかる授業を目指して取り組みます。