校長 小林です。
12月14日に4年生の福祉体験授業(車いす体験)が行われました。この日お世話になったのは前回に引き続き吹田市社会福祉協議会のみなさまと山二地区の福祉委員のみなさまです、総勢10人も4年生のために来てくださいました。実際に乗ったり押したりしながら動き回るので会場は体育館です。あいさつの後、手順について教えていただきました。まず、たたんである車いすを開き、動かないようにブレーキをかけます。そのあと、座る人にゆっくりと腰かけてもらい、足置きを開き、乗る人の足をもって足置きに置きます。ブレーキを解除したら出発!となるわけですが、段差は前輪を浮かせて越えたり段差を下りるときは後ろ向きにしてゆっくり下ろしたり、そのつど「前輪を浮かせるよ」とか「バックで下りるからね」と声をかけなければいけないので結構大変です。では、乗っている人はどうかというと乗り心地が悪かったり、不安だったりして決して「楽ちん」というわけではありません。しかし歩けない人にとっては大切な移動するための道具です。こうして押したり乗ったりという経験をしておけば、街で車いすの人に出会ったときに役立つことがあるかもしれませんね。