校長 小林です。
11月11日、6年生を対象に非行防止教室が行われました。これは思春期を迎える6年生を対象に毎年実施しているもので、講師は吹田警察の警察官の方をお迎えしました。「非行」といってもいろいろありますが、この日は子どもたちが一番巻き込まれる可能性のある「ネットトラブル」のことを中心に教えていただきました。
この日は新型コロナウイルスの感染防止ということで、講師の方は児童のいる部屋とは別室でお話をいただき、それを配信していただいて児童が視聴しました。講演の中でDVDを視聴する場面がありましたが、そこでは実際にあった次のような事例を紹介してもらいました。
内容は念願だったスマホを買ってもらった中学生。両親と使い方の約束を交わし、フィルタリングもかけて使い始めますが、友人からフィルタリングをくぐり抜けてネットにつなぐ方法を教わり、無料通信アプリなどを楽しみます。そこで知り合った中3だという男の子は実は大人。送ってもらった写真をもとにGPS情報から自宅を割り出されて押しかけてこられる...といった怖い内容です。「これくらいなら大丈夫」と思っているとあっという間に個人情報などが洩れて自分が被害者になってしまうというお話でした。以前に聞いたスマホ教室の内容とともに、6年生のみんなが、他人ごとではなく自分のこととして聞いてくれたらと思いました。