校長 小林です。
学校だよりでもお知らせしましたが、「いじめ」は大きな教育課題の一つになっており、アンテナ高く察知して、早期に対応しその後の経過を丁寧にみとることが大切だとされています。何かあったときの対応はそういうことになりますが、普段から「いじめ」が起きない学級・学年・学校の風土を作ることが重要です。そのため、本市では「トリプルチェンジ」という副教材を用いていじめ予防のための授業を全学年で実施しています。その教材の使い方についての教職員研修を生徒指導主事が中心となって6月23日に行いました。シンキングエラーと呼ばれる認識の誤り、アンバランスパワーと呼ばれる力の不均衡がいじめを引き起こすことや、そのようなことが起きた時にどのような行動を取るべきかということを全職員で改めて確認し、具体的な授業における扱い方を指導案検討という形で学年ごとに行いました。多くの子どもたちが集う学校では日々さまざまなトラブルが起きますが、「いじめ」には発展しないように丁寧に見ていきたいです。