平成27年7月17日
校長 大 田 正 義
今日は台風11号の影響で臨時休校になると予想していましたが見事にはずれました。
終業式で話したことを、ホームページでお知らせします。一つは「児童のみんなへ」、もう一つは「保護者のみなさまへ」です。夏休みにぜひとも行動してみてください。
【1】 前の朝礼の時に話をしたけれど(児童のみんなへ)
みんなは、「かっこいい人」と言ったらどんな人だと思う。
頭がよくて、スタイルが良くて足が速い人かな?
先生が思う千北小の「かっこいい人」は
①「ゴミが落ちている。拾おう」「靴はそろえよう」と「動ける人」
②「今はしゃべっちゃダメ」と「正しいことを伝えられる人」
③「ありがとう」という気持ち(感謝) 「ごめんね」という気持ち(謝罪) 「いいよ」という気持ち(寛容)の「3つの気持ちを持った人」
です。
この、1学期、千北のみんなが「かっこいい人」になって、クラス・学校を平和な小さな地球にすることができましたか。「めちゃっかっこいい」と声をかけられる子どもになってください。期待しています。
【2】 一人前になるということ(保護者のみなさんへ)
夏休みは、家のお手伝いをするチャンスです。こどもたちが、家のためにできることをいっしょに探してあげて、いっしょに実行してみましょう。
数年前、多数の著書を出しておられる辰巳渚さんにお会いする機会がありました。辰巳さんは「子育て」について数多く執筆されています。著書の中で、「今も昔も変わらぬ子育ての使命とは、子どもを一人前に育て上げること」と書かれています。
「一人前」とは、①自分で自分の身の回りのことができる ②働いて生きていくことができる ③人と良い関係が築けるということであり、この3つのことを仕込むことが親の役割であると言っておられます。学校は家庭とともに、この「一人前」の基盤づくりをしているところかもしれません。①靴の整理整頓 ②学校に休まずに来る ③あいさつ等ができる。千北の子どもたちは1学期この3つの「一人前」の基盤をよくがんばっていました。さらに、ご家庭と協力する中で「一人前」の基盤づくりをしていきたいと思っています。
2学期も1学期と変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。