前日の事前授業を受け、研究授業の本時となりました。
これまでの事前授業の中で導入や展開、発問内容などを
改善し、本番を迎えることとなりました。
教室には友達の「良いところ見つけ」が掲示され、人権
意識が醸成されている教室であることが伝わってきます。
前時より変更した、前に児童を集めての読み聞かせも、
担当クラスならではの落ち着いた雰囲気で進んでいきま
した。
登場人物についての理解を手短にし、心情理解を深めて
いきます。
担任の願いである「自己受容」へ向けた発問や児童の言葉
を板書していきます。担任にも児童にも「知りたい」「分
かりたい」と心が動く授業となっていきます。
ありのままの自分を受け入れることの大切さを、児童なり
に感じ取っていました。
主題であった「自分を受け入れ、自分の価値を考える」
「個性の伸長」について達成した授業となっていました。
穏やかで優しい空気に溢れた教室となっていました。
授業後は教職員による討議があり、「主題は達成できていた
か。」を軸に達成ポイントや改善点について議論しました。
外部講師による授業への講評を頂きました。「道徳は授業者
が児童とともに多面的・多角的に考え学ぶ授業」という言葉
が印象的でした。
討議後は各班が内容をまとめ、発表しました。
授業者にもそういった思いが溢れた授業となっていました。
先生方におかれては、準備から実施まで本当にご苦労様でし
た。実りの多い研究授業と討議となりました。有難うござい
ました。