今日は、朝から秋らしい澄み切った青空が~、そして今夜は中秋の名月。給食もお月見団子が出ました。
今から87年前、昭和9年9月21日、室戸台風の直撃を受け、本校の前身岸部小学校では、校舎の2階が倒壊、28名の児童が犠牲になりました。今日はその風災記念の日です。 室戸台風は、各地で大きな被害を出していますが、大阪市内では244校のうち180校440棟が全壊・半壊・大破し、児童、教職員他合わせて278名が亡くなったという記録が残っています。被害にあったのはほとんどが木造校舎で、昭和3年までに建てられたものだったといいます。天王寺小学校では、木造の校舎が全壊する寸前に、全児童、教職員が鉄筋コンクリート造りの講堂に逃げ込んで全員無事だったそうで、この台風被害の後、学校の校舎が鉄筋コンクリート化されていきました。
地域の方が通りかかり、「住民も入れ替わって新しい人も多くなって、風災で子どもたちが被害にあったことも知らない人が増えた。」とおっしゃっていました。今日は、2年生の子どもたちと一緒にお花を飾らせてもらいました。
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