校長 小林です。
学校に2台の「二酸化炭素濃度測定計」が導入されたことを先日のブログでも紹介させていただきました。先日の全校朝会ではそのことに触れ「暖かさを逃がさないで二酸化炭素の濃度を上げないような換気の仕方を工夫してみよう」というお話をしました。「我こそはと思うクラスがあれば、挑戦してみた数値を教えてほしい。結果が良ければ表彰します。」ともお話しました。すると6年生のクラスがチャレンジしてくれて、写真のような数値を出しました。体格の大きい6年生が30人以上入った教室で400ppmという濃度は立派です。この数値はほぼ外気と同じです。しかも注目すべきは室温が21℃もあること。快適な暖かさを保ちつつ二酸化炭素の低濃度を実現しました。
ちなみに文部科学省が出している「学校環境衛生管理マニュアル」によると教室内の二酸化炭素は1500ppm以下、室温は17℃以上28℃以下、30%以上80%以下が望ましいとされていますが、この教室はCo2:400ppm、室温21℃、湿度55%なのですべて基準を満たしています。
このクラスはどの窓を開ければよいかを調べてプレゼンにまとめてくれているので、ぜひ全校児童に対して発表してほしいとお願いしました。
このような数値でした
研究した換気の仕方をプレゼンにまとめてくれました
表彰状です
朝の会にお邪魔して授与式を行いました