創立60周年の記念として、
中学校ブロック3校で野藤優貴さんを迎えて
お話や交流を行います。
題して
「ようこそ先輩 高中ブロックから生まれたオリンピアン」
3校で共通するもう一つのテーマは、
「スポーツを通してのインクルーシブ教育」
野藤さんとの出会いを一つの機会として
3校で取り組むインクルーシブ教育研究に
スポーツの要素も取り入れながら
厚みをもたせていけたらと思っています。
そして、今回の取組は、
吹田市のスクールプロジェクト支援事業により
財政支援を受けながら取り組んでいます。
さて、学校だよりでも触れましたが、
野藤さんは、高小・高中卒業生で、元スノーボード選手。
現役時代は世界を舞台に活躍され、
オリンピックにも出場されました。
11日(火)は本校で、4・5・6年生に向けて、
「夢について」をテーマに、お話をしていただきました。
スノーボードとの出会い、スノーボード選手をめざすまで、
選手としての活動、オリンピックのこと、
そして今は、コーチとして、
オリンピック日本代表選手の指導や
ろう者のスノーボード日本代表ヘッドコーチとしての思い、
そうしたいろいろなお話を、
1丁目の坂道でスケボーをよくやったことなど
いろいろなエピソードを交えながら
飾らず、分かりやすい言葉で、
子どもたちに語ってくれました。
スノーボードの選手になり世界で戦うというかつての夢、
ろう者のスノーボード日本代表選手たちとデフリンピック出場をめざすこと
障がいをもつ人たちと一緒に挑戦していきたいという指導者としての夢
かつてとこれからの夢を軸にしたお話でした。
お話のあと、子どもたちからは、
オリンピックの時の重圧や緊張との付き合い方について
質問が出ていました。
子どもたちに自分の経験を、
そして、失敗しても終わりじゃない、挑戦してみよう
そんなメッセージを伝えたいという思いで
この依頼を引き受けてくださったそうです。
ご自身にとっても、いい機会になったと言っておられました。
もちろん子どもたちにとっても、
たくさんの刺激をもらったいい機会になったと思います。
本当にありがとうございました。