9月29日(金)
6年生は、学校薬剤師さんがゲストティーチャーとしてきてくださり、「薬物乱用教室」をしました。
薬物というと、犯罪であり、一部の人が行うことというふうに捉えがちですが、今、若者の間で市販薬の過剰摂取などを入口に、大麻の使用などが問題になっています。そこで、吹田市の学校薬剤師さんが各校を周り、子どもたちが危険な薬物に触れる前に、正しい知識を伝えようと取り組んでくれています。
6年生は多目的室に集まり、学校薬剤師さんからの話を聞きました。
まずは、ビデオを見ました。
身近な薬も飲み方によっては、体に害を及ぼすこと、大麻やコカインなどの依存性が高い薬物は、犯罪であるということで社会的信用を失うだけでなく、体や心をむしばみ、家族や友達などとのつながりを失ってしまうものであることが教えてもらいました。
また、薬剤師さんからは、タバコの害について、お話がありました。
「たばこって吸ってみたい?」と聞かれた子どもたち。日本のタバコはパッケージもおしゃれで吸ってみたいと思わせルようになっているが、ゲートウェイドラッグと言われるように、他の薬物に進んでいく入り口になることがあることを教えてもらいました。
子どもたちが一番驚いたのは、一見タバコに見える大麻があること。
「これタバコに見えるやろ・・・。こんなんで吸ってみる?と言われたらどうする?」という質問にドキッ!としていました。
《子どもたちの感想》
- 大麻やコカインなどはニュースで見たけど、こんなことが起きるなんて知らなかった。
- たばこや薬物で依存症になるのを初めて知った。たばこはいろいろな危険性があるからたばこを無くしてしまったらいいんじゃない?と思ってしまった。
- 友達にさそわれたりして、面白そうでやってみて、もうやめられないかもしれません。家族や友達が大切なら、たばこや大麻をやめさしてあげてください。
- ふだん飲んでいる病院の薬も誤ってのんだら、命にかかわると知ってこわかった。
- たばこはぜったいにやめるってきめた。お父さんが吸ってるし、おばあちゃんもすってるから、今日、本気で注意しようと思う。