10月5日(水)
10月20日の吹田市陸上大会に向けて6年生で取り組んでいる「足早チャレンジ」。
その一環で、今日は、国立循環器病センターから栄養士さんや調理師さんがきてくださり、体をつくることから「バランスのよい食事」について、実習をしてくれました。
特に国立循環器病センターでは、塩分をひかえる「かるしお」に取り組んでいることもあり、今日は、おだしについてと味噌玉づくりを教えてくれました。
まずは、たくさん来てくれているゲストティーチャーの紹介。
前であいさつされている方以外にも吹田市教育委員会からの視察などがあり、ちょっと多くの大人に囲まれた子どもたちでした。
そして、かつおだしの取り方を教えてもらいました。
最近は、顆粒だしを使っている家庭も多く、かつおぶしからだしを取るのをめずらしそうに見ている子もいました。
できあがったかつおだしと事前に用意していただいたこんぶだし。
この二つの飲み比べをしました。
色、味、においと比べたのですが、「海のにおいがする」「おいしい味」と感想を言い合っていましたが、初めての味に「まずい」「薄い」と感じる子もいました。それぞれ半分ずつのみ、そのあと2つを混ぜて合わせだしにして飲みました。「これが一番おいしい」という感想が多かったようでした。
次に味噌玉づくり。信州みそ、八丁味噌、白味噌の3種類から自分ですきな味噌を選び、計量スプーン(5㏄)で1杯分を測りとりました。
2種類、3種類と混ぜるのもOK。すりきり1杯に苦戦しながら、がんばりました。
そこに、ごま、巻きふ、あおのり、わかめの乾燥した具材の中から好きなものを選んでいれ、ラップで包んで団子にしました。これでお味噌汁1杯分の味噌玉が完成。前もってこれを作っておけば、いつでもおいしいお味噌汁ができるというわけです。
最後に、味噌玉を溶くためのおだしを取りました。今回はかつおぶしで一番だしを取りました。
お湯をわかし、かつおぶしを入れ、それをこしとるのですが、子どもたちは、一生懸命取り組んでいました。教室におだしのいい香りを漂っていました。
自分の味噌玉をお椀に入れ、だしで溶かして、お味噌汁の完成!
コロナ対策として、向かい合わせにはならず、それぞれ外向きに座って食べました。
「ちょっとからい!」という子もいましたが、「おいしい」という子がほとんどでした。
中には、具材のわかめをいれすぎて、おだしがなくなってしまった子も・・・。
最後は、みんなで片付けをし、お礼を言って終わりました。
せっかく簡単にできるお味噌汁の作り方を教えてもらったのですから、明日からは、朝、自分でお味噌汁を作って、しっかりとごはんを食べてくれるようになるといいですね。