10月13日(木)
吹田市では、いじめの未然防止のために全市小中学校で「Triple change」(トリプルチェンジ」に取り組んでいます。
それは、いじめに対して
1st Change シンキングエラー(間違った考え)を正す
いじめとは何かやいじめを引き起こす間違った考え方(「この子に原因があるからいじめられて当然だ」、「みんなやっていることだ」・・・など)を知り、正しい行動について考える。
2nd Change 行動をおこす
いじめられた時やいじめを見た時に、どのような行動をとればよいかを確かめ、正しい行動について考える。
3rd Change 集団をかえる
いじめのないクラスを作るために何をしたらよいのかを考える。
の3つのChangeを考え、いじめの未然防止に努めようというものです。
本校でも全学年で取り組んでいますが、
今日は、2年生が3rdChangeに取組みました。
まずは、いじめのないクラスを作るためのHERO行動について学びました。
Help(ヘルプ)友達をたすける
Enpathy(エンパシー)相手の気持ちを考える
Respect(リスペクト)どんな相手も大切にする
Open-mind(オープンマインド)心を開き、みんなを受け入れる
の頭文字をとってHERO行動です。
子どもたちは、自分たちの持っているヒーローのイメージに重ね合わせ、しっかりと学ぶことができました。
次に、「リレーでこけてしまったAさんに対して、みんなが攻め、Aさんがあやまるという事例」について、その時、自分だったら、どう行動するかを考えました。
まずは、一人で・・・
そして、グループで話し合いました。
発表した意見を聞いてみると、
「Aさんのせいじゃないよ」とAさんを慰める、
「先生や大人に言う」というヘルプを求める、
「そんなこと言わない」とせめたみんなを注意する
と様々な意見が出ていました。
最後に行動宣言!
自分でできるHERO行動を選び、何をするかを書きました。
そして、それをペアになって、友達に宣言しました。
それぞれが宣言したことをがんばってほしいと思っています。
内容は、学年ごとにすこしずつ違っていますが、いじめの未然防止には繰り返しの学びが大切であると考えます。
Triple Changeでの学びを、自分ごととして考え、日々の生活の中で実践していく。そうして、いじめのない学校を作っていってほしいと願っています。