網本麻里さんは、大阪市出身の車いすバスケットボーラーで、東京2020パラリンピックに出場、チームキャプテンとして活躍し6位入賞という成績を残されました。
網本さんは、小学校3年生の時にバスケットボールと出会い、プレーを続けていましたが、先天性の足の疾患があり、手術を繰り返しており、中学生の時には医師から運動を止められバスケットボールを断念しました。しかし、その後、車いすバスケットに出会い、高校生になって本格的にプレするようになりました。その後、最年少で全日本代表にに選ばれ、19才で初めてオリンピックに出場しました。
このような、自分の体のことや、パラアスリートとして活躍するようになるまでのこと、さらに、東京2020パラリンピックの選手村の話などのお話を来てくださいました。子どもたちにとっては初めて聴く話ばかりでした。
車いすバスケットの競技用車いすの普通の車いすとちがうところは、まず、車輪がハの字に外に広がっていて、回転しやすくなっています。また、車輪をワンタッチで着脱できるようになっています。これは、試合中にパンクしたり、車軸が曲がってしまったときに素早く車輪を交換するためです。あと、車体の強度を上げるためにバンパーが付いています。 お話をきいたあと、実際に全員体験してみました。
パラリンピアンとの出会い、車いすバスケットという競技との出会い、この貴重な体験を通して、パラスポーツに関心をもってくれたり、網本さんを応援しようと思ったりしてくれたことと思います。
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