校長 小林です。
7月12日、5年生を対象に「お米の話」をおこないました。お話をしてくださったのは田植えの際にもお世話になった西さんです。先日の田植えではどんなお米なのかというようなことを深く考えずに植えましたが、この日はそもそもお米にはどんな種類があるのか、また、お米を育てるためにかかる手間にはどんなものがあるのかなどを丁寧に教えていただきました。「米」という字は八十八という字の組み合わせ。その由来は「お米の生育には八十八の手間がかかるから」ともいわれています。五年生のみんなは次は刈り取りの時に田んぼに行きますが、その間、協力者のみなさんが八十八の手間をかけてくださいます。そのことに感謝しなくてはと思いました。
今はいくらでも食べられるお米ですが、1993年には冷害のために国産米が極端に不足し、アメリカから「カリフォルニア米」、中国からは「中国米」、タイからは「タイ米」などが緊急輸入され大変だったことを覚えています。今年は冷夏ではないかと言われていますが、みんなのお米はすくすくと育ってくれるように祈るばかりです。
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