校長 小林です。
2年生は「水のかさ」の勉強をしています。水のかさと一口に言っても「リットル」や「cc」「ミリリットル」、そして普段生活の中ではあまり使いませんが「デシリットル」というものや、外国には「ガロン」というものもあります。状況に応じてこれらを使い分けたり、あるいは単位を変換したりしますが、これがなかなか大変な作業です。算数の「量」を扱う単元ではよく言われているのが「量感」をイメージすること。頭の中でだいたいの量感をイメージできると変換するときに計算が合っているかどうかの大体の見当がつきます。
そんな水のかさを学習するために2年生はペットボトルを使った計量器を作っています。2リットルのペットボトルに1デシリットル入れてはマジックで線を引き、また、1デシリットル入れては線を引きという作業を繰り返します。大事なのは計量器を完成させることだけではなく、「2リットルというのは1デシリットル20回分で、何回も水を入れて大変だったなぁ。」という量感をイメージすること。そうしたら2リットル=200デシリットルと計算したときに「そんなにはなかったなぁ。」と誤りに気付くわけです。2年生は頭だけではなく体も使った学習をがんばっています。
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