校長 小林です。
3年生を対象に「歯科指導」が行われました。私たちの子どものころは、もっとむし歯の子が多かったような気もしますが、最近はそれに比べると減っているようです。1987年ころは12歳児童で1人平均8本ほどのむし歯があったものの、今では2本程度まで減っているようです。とはいっても、食べ物の食べ方や歯の磨き方で大きく変わってくるものです。
この日は学校歯科医さんに来ていただいて、歯についてのいろいろなことを教えていただきました。昨年までは歯を赤く塗って、磨き残しの点検をしていたのですが、児童数が増えそのやり方ができなくなったため、DVDでむし歯になりやすい食生活のことを学んだり、児童の質問に答えていただいたりするような形に今年から変更しました。でも、歯医者さんへの質問では「歯医者さんになるためにどんな勉強をしたらいいですか?」という問いに対して「いろいろな勉強が必要なことは当然だけれど、金歯や銀歯を作るためには自分で加工するので図工の勉強も大事です。」というようなことを教えていただきました。「80歳まで20本自分の歯を残そう」と言われています。子どもたちにとって今から70年はお付き合いする大切な歯。しっかりと磨いてほしいですね。
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