10月18日(水)
5年生は、国語で「よりよい学校生活のために」という単元を勉強しています。
「学校生活をよりよくするために、どのようなことができるのかをお互いに立場を明確にして話し合う」単元です。
その中で、今日は、各グループにおいて、それぞれが考えた意見を出し合い、それを分類しながら、考えていく授業を行いました。
使ったのは、iPadの中の「ふきだしくん」というツール。これは、グループのメンバーがいれた意見(ふきだし)を、グループ全員で可視化することができるので、子どもたちは、話し合いをしながら、その意見を分類するために移動させたり、色を変えたりできるツールです。
子どもたちは、自分たちでグループごとにボードを作成しました。1人の児童がQRコードを提示し、それをグループのメンバーが読み取り、簡単に共有のボードができました。
そこで、今回のテーマ「学校生活をよりよくするためのアイデア」を入力しあい、話し合いました。
「この意見は似てるよね」と言いながら、2つの意見を重ねて表示しているグループ。
「分類ごとにふきだし(意見のこと)の色を変えたら・・・」と言うグループ。
「2つの意見を合わせて、こういう意見にしたら・・・」と言うともう1人の子がサッとその意見を入力するグループ。
全員が同じ画面を見ながらも、時には友達の画面に手を伸ばし、ふきだしをさし示しながら、話す姿も見られました。
1時間の話し合いの中で、だいたいのグループが自分たちの発表する意見を決めることができました。
今までなら、紙に書いて・・・しかなかったものが、iPadを使うことで、簡単に意見を共有することができた授業でした。