6月15日(木)
養護教諭は、各学年に保健指導を行ないます。二測定の前などに行うこともありますが、今回は、水泳指導が始まる前に「性について」をテーマに行いました。
1・2年生は、「プライベートゾーンについて」、
3・4年生は、「いいタッチ 悪いタッチについて」です。
1年生の授業では・・・。
まずは、体の勉強をする前の約束。
「笑わない」「ふざけない」を確認しました。
その後、「だいじ だいじ どこだ?」という絵本を読み、
だいじなところ=プライベートゾーンということを伝えました。
プライベートゾーンは、他の人に見せない、見ない、さわらせないということも確認しました。
プライベートゾーンという言葉は、知っている児童もいましたし、
勉強の後は、しっかりとわかっている様子でした。
プールに向けて着替えなどをする時に裸で走り回ったり、友だちのプライベートゾーンをふざけてタッチして遊んだりという姿が、よく見られます。今回の勉強をしたことで、そういう姿がなくなるといいなと思っています。
4年生の授業では・・・。
体の勉強をする時の約束は、同じです。
約束を確認した後には、「いいタッチ 悪いタッチ」の絵本を読み、
タッチについて考えました。
ハグやハイタッチなど、気持ちのいいタッチ、
叩かれるやカンチョウなど、悪いタッチはすぐにわかるようでした。
その上で、ハイタッチでも強すぎる時や肩を組むのも「嫌だなあ」と思っている人から組まれる時など、いいタッチのように思えても、受け取り手によっては悪いタッチになってしまうこともあることを勉強しました。
最後に自分が嫌だなあと感じた時は、「いやだ」と言っていいんだよということを伝えました。
中学年では、友達関係の中で「嫌だなあ」と感じても言えなかったり、頭を触ったことで「叩かれた!」「叩いてない!」とトラブルになったりすることがあります。そんな時に今日の勉強を思い出してもらいたいですね。