校長 小林です。
昨日1月17日に火災を想定した避難訓練を行いました。1月17日といえば阪神淡路大震災の日。朝からニュースでは鎮魂の催しの様子などが放映されていました。そのこともあってこの時期に避難訓練を行いました。今回の想定は「火災」で実施したのは授業時間ではなく20分休みでした。
火事や地震は必ず授業時間に起こると決まっているわけではありません。阪神淡路大震災の発生時刻は午前5時46分、記憶に新しい昨年の大阪北部の地震も7時58分で登校時間帯でした。東日本大震災は14時46分ですが、曜日や学年によっては放課後になる時間です。このようなことから教員が引率して避難する訓練だけではなく、児童自身が指示に従ったり、自分の頭で考えて避難したりするような状況の訓練も必要ということで、20分休みの実施となりました。事前予告は無しでやりましたが、警報や放送が入ると子どもたちはその時にいる場所から整然と運動場に避難してきました。かかった時間は最初の警報から全学年の点呼終了までで5分程度と、20分休みに告知なしに行って訓練としては優秀ではないでしょうか。どんなときでも「自分の命は自分で守る」「自分の頭で考えて行動する」と意識して行動することが大事ですね。
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