校長 小林です。
2日目も晴天でしたが1日目と違って少し風があります。また、潮の流れもあってボートは定点に留まるのが大変でした。前日に行った水泳プログラムをおさらいし、隊列を組んでコースを泳ぎます。海はプールと違って潮の流れがあったり、波があったり、また距離感もつかみにくいのですが、子どもたちは上手に隊列を組んで泳いでいました。海に来てからまた一段と上手になっている感じがします。
まずは昨日のおさらいから
そして最後は臨海学習の総仕上げとして「小遠泳」を行いました。今年特有の練習量の少なさもあり、沖へ出る距離を少なくしているので「小」遠泳ですが、横に泳ぐ距離は例年と変わりません。ボートや多くの先生が横や後ろをついて、子どもたちの泳ぎを見守りました。多くの子どもが「もう終わり?もっと泳ぎたい」と感じたようでしたが、それくらいの方が達成感を得られます。泳いだ後には氷砂糖をもらいました。すべての班が泳力に応じたコースを泳ぎ切り、今回の臨海学習で予定していたすべての水泳プログラムを終了しました。この後、とても甘いスイカをいただきみんなでほおばりました。これも臨海学習の思い出ですね。
隊列で泳ぐ「小遠泳」
海に向かって「ありがとうございました」
宿舎に帰り、お風呂、洗濯を急いで行い、昼食をいただくと12時30分頃になっていました。そろそろ次の学校が入ってくる時刻です。一泊二日のお礼を宿舎の方に伝えて、バスに乗り込みました。
宿舎の方へ「お世話になりました」
バスの中では疲れ切って眠る子、放映していただいたDVDに熱中する子と様々でしたが、新名神高速道路開通のおかげでスイスイと進み、予定時刻より1時間近く早く学校に到着しました。お出迎えを予定されていた皆さまにはバタバタさせてしまったかもしれません。
教頭先生のお話、児童代表のあいさつを行った後に解散しました。保護者の方もたくさん来ていただき子どもたちはみんな満足した表情で帰途につきました。今回の臨海学習では地震や大雨に伴っての練習量の不足、練習開始後は連日の高温と大変なことが多かったのですが、事故などもなく、充実した内容で終えることができました。特に今年は給食室の拡張工事のために短縮中の給食提供ができなかったため、毎日お弁当をお願いするなど、ご家庭からの協力もたくさんいただきました。もちろん一番がんばったのは子どもたちですが、臨海学習に関わる全てのみなさんのおかげで成功させることができたのだと思っています。
無事、学校に着きました
臨海学習の終了をもちまして本当の意味での1学期が無事に終わりました。本当にありがとうございました。