6月に入ってから、
各クラスの授業のようすを
じっくりと見る機会があったので
紹介します。
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1年生が算数の授業をしていました。
「赤い花が5本、白い花が4本あります。
合わせて何本の花があるでしょう。」
というたし算の場面を考えます。
まず、2つの絵を見せて、
どちらが問題文に適しているかを考えます。
ここで考えが分かれます。
花の数に着目する子、
中には、口の形や花の持ち方に着目する子もいて
話がまとまりません。
問題文に書かれているのが花のことだから、
花の数に着目して、どちらの絵が正しいか判断するということで、
決着しました。
次は立式です。
5+4=9
4+5=9
2つの式が子どもたちから出ました。
どちらの式がよいのか、
ここでも考えが分かれました。
「あーっ」
途中で、「4+5」推しの子が何かに気づいたようです。
「何かに気づいたみたい。言ってみて。」
先生がすかさず見つけて声をかけます。
「お話の順番に式にすると 5+4=9になる。」
その説明にみんな「なるほど!」となりました。
1年生がたくさん考えてたくさんの意見を言って、
とてもいきいきとしていました。
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