校長 小林です。
今年度もペア交流や班交流を中心とした学びあい学習の研究を校内で進めています。このような学習は2020年度に改訂される新しい学習指導要領で謳われている「主体的で対話的な深い学び」のコンセプトを実現するものとして注目されています。研究は2年目になりますが児童の学習への取り組み方などで着実な成果を感じているところです。
この日は「主体的で対話的な深い学び」を実現するような授業の研究ということで3年生の1クラスが授業を公開しました。教材は「ちいちゃんのかげおくり」という戦争を扱ったもので、2つの時間を比べて「どちらが幸せであったか」を問うものでした。もちろん文学教材を読み味わううえではいろいろな解釈があり、「こう感じなければならない」ということはありません。しかし友達の考え方、感じ方を共有することで、自らの考えも広がり深まります。授業参観とそのあとの研究協議には他校の先生も参加され、また、講師先生(このような学習に先進的に取り組まれている高槻市の公立小学校の先生に来ていただいています。)からも示唆に富んだ助言をいただき、中身の濃い研究会となりました。このような研究会は全学年で1回ずつ行っていきます。
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