2025年9月アーカイブ

校内研修(研究授業)

9月25日(木)

5時間目に学力向上委員会主催の研究授業が6年1組で行われました。

教科は算数。データの活用の領域の授業でした。8の字跳び大会に出場する代表クラスを決めるため、1組と2組の過去25回分の練習の記録データをもとに検討するという課題。

子どもたちは、前時に個人でデータから読み取れる値や整理した表、グラフを基に結論を導き出しており、本時ではそれを基にグループや全体で共有したうえで、その妥当性を批判的に考察するという時間でした。

子どもたちは、最大値や最小値、代表値と呼ばれる平均値、最頻値、中央値、そして度数分布表やドットプロットなどを活用しながら自分自身の結論を持ってグループで対話をしていました。

その後の研究会では、本時で目指す子どもの姿が見られたか、探索的対話ができていたかについて我々教員が議論し、深めることができました。回を重ねるごとにこの研究協議での対話の内容も、目的に沿って、忖度なく、授業者に敬意をはらって真剣に対話するので、深まってきていると思います。このような研究協議ができたのもひとえに子どもたち、そして授業者、学年の先生たち、学力向上委員会のメンバーのおかげです。ありがたい。

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久々の運拾い

2学期が始まってから、初めのうちは子どもたちみんなの顔を見たくて門の前で立って挨拶をしていたのと、その後、近隣の方から私有地に送迎の車が進入してきて困るとの連絡があったので立ち番をしていたので、運拾いができていませんでした。

そしてようやく9月24日に2学期初の運拾い。

やはり落ちてる落ちてる!大量に集まりました。

ペットボトルもこんなに・・・。しかも中身がたくさん入っていたものも。(写真はラベルを外して中身を流した状態)

一番多いのはやはり吸い殻。本当に多いです。

かなり涼しくなってきたので、汗だくにならずにできて嬉しい!これからまた継続してやっていきます!

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朝の様子

今朝の一年生の教室の様子です。

今日は担任の先生が、電車の遅延で少し遅れるとのことでしたが、静かに落ち着いて読書をしていました。教室はしっとりと落ち着いた雰囲気で、とても居心地がよかったです。

その後、2年生の子どもたちがやって来て、9月30日に1年生を招待してくれる「おもちゃランド」の紹介をしてくれていました。楽しみですね!

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クラブ活動

9月24日

5時間目はクラブ活動でした。それぞれのクラブでの子どもたちの様子を見てみると、すごく生き生きしている姿や下学年の子に優しく教えている姿、創意工夫している姿など、新たな一面が発見できて面白いです。

「表現クラブ」・・・ももたろうの寸劇を各学年グループで話し合って創っていました。

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「家庭科クラブ」・・・トッピングのバランスも考えながらパフェを作っていました。

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「カードゲームクラブ」・・・引いたカード番号に応じて、様々な場面の「はぁ」「えー」「やばい」などを表現して、どの場面かを当てるゲームをしていました。表現力が問われる面白いゲームです。

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「iPadクラブ」・・・Microsoft formsを使って選択式のクイズ(テーマは北山田小学校)を作っていました。

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「百人一首クラブ」・・・前半は百人一首、後半の残り20分程度はトランプを行っていました。今回は神経衰弱。最近の子たちはあまりトランプをしないらしく、大富豪や神経衰弱、ババ抜きなどを知らない子も結構いるみたいなのでいい経験ですね。

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「ダンスクラブ」・・・踊るには結構なスペースが必要なので、3つの部屋に分かれてiPadも活用しながら練習していました。小道具も使って華やか!

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日曜参観

9月21日は日曜参観でした。

多くの保護者の皆様にお越しいただき、日頃本校で大切にしている対話ベースの授業や学習のまとめの発表、調理実習など、様々な子どもの姿を見ていただくことができたと思います。

子どもたちは、いつもと違った雰囲気に少し緊張しながらも、保護者に見ていただくことに励みになったと思います。

ありがとうございました。

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4年生社会科(災害から人々を守る)

9月16日

4年生の教室を覗くと、社会科の学習をしていました。全校集会のあとに体育館にある避難所用の備品や消耗品を見ていたクラスです。

教室に入ると、黒板には「避難所に全員避難できるの?」という問いが書かれており、先生のファシリテーションのもと子どもたちが途切れることなく次々と意見をつなぎ、熱い対話が行われていました。

子どもたちの思考って本当に面白いですね。大人では思いつかないようなことを言ってくれます。この時も一人ひとりが実際の災害時を想定して、

「こういう場合は・・・」

「こんな被害状況だったら・・・」

「うちのマンションでは・・・」

「でも、こういう人もいるんちゃう?」

など、自分事として考えながら前のめりで言葉を交わし合っていました。

聞いているだけでとても面白かったですし、子どもたちにとっていい学びになってるなーと感じる時間。

多様な仲間と学び合うことにより、一人ひとりの視野が広がり、思考が深まります。きっとこういう学びを積みかさねていると、その中で自然と共感力が培われ、互いを大切にする心も育つのだろうし、学ぶことの楽しさも実感できるのだろうな思いました。

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5年生家庭科(ミシン)

9月16日

校内を回っていると、家庭科室から子どもたちの声が・・・。何かな?と覗いてみると、ミシンで裁縫をしているところでした。僕も高学年の担任を何度もやってきたので、ミシンの授業はやってきましたが、その時は、あちこちのテーブルから「わー!絡まった!」「下糸がなくなった!」「針が折れた!」などなど...さまざまな声が上がり、なかなか大変なイメージでした。が、このクラスでは、子どもたちが互いに教え合いながら自分たちで解決している班がたくさんありました。素敵な関わりです。

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きたやまだ会議

9月11日

2学期に入ってはじめてのきたやまだ会議が昼休みに開催されました。

議題は1学期から継続している学校のきまりの見直しです。

今回はその中でも子どもたちの関心の高いキーホルダーとシャーペンについて各クラスで話し合われた結果を持ち寄り、議論しました。様々な視点からの意見を次々と子どもたちが出し合い、活気あふれる時間でした。

今後は教員も同じきたやまだ会議の参加者の一人として参加しながら、納得解をめざしていきます。結果はどうあれ、自分の学校のきまりを自分たちで考える、このプロセスが大切ですよね。

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食育(4年:飲み物の砂糖について)

9月11日・18日

本校の栄養教諭が、4年生2クラスに対して「飲み物の砂糖について」の食育の授業を行いました。

何種類か提示された飲み物(500ml)に含まれている砂糖の量を予想し、多い順に並べ替える活動を行った後、実際の砂糖の量を知った子どもたちからは

「えー!!」

という驚きの声が。カルピスウォーターが一番多いのは意外だったみたいですね。それにしても500mlに57gも入っているとはすごい量。

そして、一日当たりの砂糖の量のめやす(15g)を知った子どもからは「えー!」という声が。

その後、砂糖を摂りすぎるとなぜよくないのかを考え、これからどんな飲み方をすればよいかについても考えました。

宿題では、その後の3日間で飲んだものを記録するというものがあり、自分の生活を見直すきっかけになりそうです。

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Canva研修の成果物

夏季休業期間に実施したCanva(キャンバ)の研修で作成した自己紹介カード。

書かれている内容が職員室の対話のネタになればと思い、職員室内に掲示しました!

掲示しながら、自分自身が興味津々で、書かれている内容についてその先生に自然と話しかけていました。

わいわいガヤガヤ...職員室に雑談の多い学校は強くしなやか!と信じているので、そのきっかけの一つになりますように。

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4年社会科「自然災害にそなえるまちづくり」

9月8日(月)

全校集会終了後、4年生の1クラスがそのまま体育館に残り、社会科「自然災害にそなえるまちづくり」の単元の学習の中で、自分の学校には災害時に備えてどんなものがあるのかを実際に確認してました。

そして、なんと!タイミングよく、北山田地区防災対策委員会の委員長をされているサポーターさんが来てくださっていたので、急遽質問タイム!子どもたちは次々と質問し、それに答えていただきました。本当にありがたかったです。

その後、体育館の2階に保管している避難所開設用の備品を舞台におろし、実際にどのようなものがあるのかを確認。実際に見てみると様々な気づきや問いが。子どもたちはとても興味津々で熱心に学んでおり、サポーターさんも感心されていました。

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校内研修(子ども主体の学校づくり)

今日は4時間授業で、午後に会議も入っていなかったため、2時間というゆったりした時間の中で校内研修を行いました。

本校では、子どもの主体性と当事者性を育むべく、先生たちが主体的に考えて様々なチャレンジをしてくれています。

そのうちの一つがルールメイキング(学校のきまりの見直し)です。

具体的に少しずつ動いているのですが、教職員間で、「子ども主体」とはどういうことかについて、共通理解を深めることで、さらに良い取組みになるのではないかと考え、今回の研修では、これまでブログでも紹介してきた「本質観取」の哲学対話を行いました。

自分自身、子どもと1対1など少ない人数で、かつ10分程度の短時間の簡単な本質観取はやったことがありましたが、この人数では初めてだったので、チャレンジでした。

しかし、始めてみると、やはり先生たちはすごい!侃々諤々対話を深め、それぞれのグループで「子ども主体」の本質を言葉にしていこうと熱心に取り組む姿が。

今回は全体で1つの言葉を編み上げるまではできませんでしたが、それぞれのグループで編み上げた言葉を全体で共有しながらその中で共通点を見出し、「子ども主体」の共通了解を図ることができました。

その中で確認できたのは、

子ども主体とは・・・

・目標に向かって自ら行動していること

(好き勝手ではない)

(きっかけは受け身のこともあること)

・失敗は成功の過程としてチャレンジし、試行錯誤していること

でした。

これから北山田小学校で行う教育活動で、このような子どもたちの姿が現れるように我々教職員は教材研究に努め、学び続けようと確認しました。

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校内研修(ICT)

9月5日(金)は校内研修で、本校のICT支援員さんが、新しくなった授業支援ソフト「ミライシード」の使い方について教えてくれました。プロジェクターで映しだしながら手順を丁寧に説明してくださったので、分かりやすかったです。

これで授業でも安心して使えそうですね。

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工夫された素敵な掲示

職員室前や保健室の近くの掲示板の写真です。

本校の栄養教諭と養護教諭はいつも工夫して、子どもたちが楽しめるようにしてくれています。

今回は、食べたい給食、好きな給食、おすすめの給食などを丸型の画用紙に書いて貼れるようにしてくれているのと、

命を守る救急や防災の知識をクイズ形式で学べるようにしてくれている掲示物です。

この前を通りかがかると、よく子どもたちが立ち止まって書いていたり、めくっていたりしています。

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全校集会の日の放課後

全校集会を行った昨日の放課後。職員室で仕事をしていると、

「校長先生はいますか?」

と、4年生の女の子が訪ねてきました。

何の用事かなと思いながら廊下に出て話を聞くと、

「朝、全校集会で校長先生が質問して誰かが答えたときに拍手が起こってたでしょ?あれも『互いを大切にする』ってことだよね?」

という質問でした。

「確かにそうだよね。あの拍手はだれからも強制されていないのに起きていたから、きっと話している子のことを大切にしようとしてる気持ちの表れだったよね。」

と返すと、

「それで、教室でも、授業中に誰かが発表した時に、ちょっと分からないところもあったけど、分かるところもあったから拍手したよ。これも『互いを大切にする』だよね?」

と言ったので、

「拍手すれば大切にしているということではなくて、本当にその子のことを大切にしようとするなら、分からないことは分からないと正直に伝えることが必要だと思うよ。」

と伝えました。すると、

「あー、確かにね。」

と納得した様子で、

「じゃ、さようなら!」

と、元気に帰っていきました。

一日、頭の中に全校集会で話したことを置きながら過ごしてくれていたと思うと、とても嬉しくなりました。

自分にとって、全校児童とやり取りできる月に1回の貴重な全校集会。こうやってフィードバックがあると、モチベーションに繋がります。

9月全校集会

今日は全校集会でした。

1学期を通してクラスの中で子ども同士の関係性ができたことにより、授業での学び合いがより深まる等の良い面がある反面、様々なトラブルも起こる2学期。

そこで、今回のテーマは、めざす子ども像の「互いを大切にし」にしました。

子どもたちには「『互い』って誰のこと?」と問うと、子どもからは、「自分とみんな!」との声。

今回はその中で「自分を大切にすること」にスポットを当てました。

子どもたちに「自分を大切にするってどういうこと?」と聞くと、

「自分を嫌いにならないこと!」と言う子が・・・。すごい。深い。全くその通りですよね。

「そういうこと!以上!」と終わりたいところですが、僕からはポイントを2つ伝えました。

1つ目は「人と比べないこと」

人と違うことは宝物だし、自分の好きなことをとことんやろう。と伝えました。

2つ目は「人の目を気にし過ぎないこと」

「友だちに変に思われたらどうしよう...。先生が言ってたから...。親に怒られるかも...。って誰かの目を気にした経験ある?」と子どもたちに問うと、多くの手が挙がりました。

そこで、「それが過ぎると、自分の人生物語の主人公でいられなくなるから、目的を明確に持ってそれに向かって突き進めれば、人の目を気にし過ぎなくて済むようになるよ。」

と伝え、めざす子ども像や各学年の目標をスライドに映し出し、

「学校で行っていることは、すべて目的があって、それはここに繋がっているんだよ。だから、これを意識して自分のできることをやろうと意識すれば人の目はだんだん気にならなくなるはず。」

と話しました。

そして、その後、学校だよりでも取り上げた植松努さんのお話を子どもたちに。

植松さんは、人から「どうせ無理」と言われ続けても、自分が大好きなロケットを探究し続けた結果、北海道の町工場でロケットを作れるようになり、JAXAも持っていない無重力装置まで作ってしまったんだよ。と話すと、驚いた顔をする子や「えー!」と声を漏らす子がちらほら。

日本人の自尊感情の低さはよく問題になります。それはやはり、人と比べたり、人の目を気にし過ぎたりするからじゃないかなと。だから、自分以外の人のことも序列化して見てしまったり、自分とは異なる人のことを排除したり無視したりしてしまったりすることにもつながっていると考えています。

だから、まず自分を大切にすることで、自分以外の人のことも大切にできるんじゃないかなと思うので、そのことを最後に子どもたちに伝え、終わりました。

(9月生まれの子のお祝いを始業式でしていたと思い込んでいたら、やっておらず。教頭先生から指摘してもらって気づきました。スライドはなかったのですが、その場で9月生まれの子たちに立ってもらい、お祝いしました。校長先生も失敗します。本当にごめんなさい!)

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5年生国語(話すこと・聞くこと)

5年生では、国語で「問題を解決するために話し合おう」という単元を学習しています。

自分たちで自分のクラスの課題を見出し、それを解決するために「問題の原因となっていることは何か」また「それを解決するにはどのような方法があるか」を考え話し合い、合意形成していくというプロセスとスキルを学ぶ単元です。

話し合いはどのグループも活発で、画用紙にそれぞれの考えを書いた付箋を貼って整理しながら真剣に取り組んでいました。

時間切れで、この時間中には全体で解決策の合意形成を行うところまではいきませんでしたが、次の時間にはきっと対話の中でより良い解決策を合意できるんじゃないかなと期待しています。

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自立活動(たんぽぽタイム)

毎週木曜日の5時間目は、支援学級(たんぽぽ学級)の自立活動の時間です。

楽しく活動しているので、「何のために」という目的が子どもたちの中から抜けてしまうことがあることから、

今回は一旦立ち止まって、体験もしながら自立活動の種類や目的をみんなで学ぶ時間にしてくれました。

かわいく分かりやすいスライドも作成してくれていたので、子どもたちにとっても理解しやすかったようです。

自立活動の6区分についての説明と体験を終えた後、ワークシートに子どもたち一人ひとりが自分自身を振り返り、「得意なこと」「苦手なこと」を書き出していました。これで以前よりも自分は何のために自立活動をしてるのかを自覚しながら活動できる子が増えるんじゃないかなと思います。

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