今日は4時間授業で、午後に会議も入っていなかったため、2時間というゆったりした時間の中で校内研修を行いました。
本校では、子どもの主体性と当事者性を育むべく、先生たちが主体的に考えて様々なチャレンジをしてくれています。
そのうちの一つがルールメイキング(学校のきまりの見直し)です。
具体的に少しずつ動いているのですが、教職員間で、「子ども主体」とはどういうことかについて、共通理解を深めることで、さらに良い取組みになるのではないかと考え、今回の研修では、これまでブログでも紹介してきた「本質観取」の哲学対話を行いました。
自分自身、子どもと1対1など少ない人数で、かつ10分程度の短時間の簡単な本質観取はやったことがありましたが、この人数では初めてだったので、チャレンジでした。
しかし、始めてみると、やはり先生たちはすごい!侃々諤々対話を深め、それぞれのグループで「子ども主体」の本質を言葉にしていこうと熱心に取り組む姿が。
今回は全体で1つの言葉を編み上げるまではできませんでしたが、それぞれのグループで編み上げた言葉を全体で共有しながらその中で共通点を見出し、「子ども主体」の共通了解を図ることができました。
その中で確認できたのは、
子ども主体とは・・・
・目標に向かって自ら行動していること
(好き勝手ではない)
(きっかけは受け身のこともあること)
・失敗は成功の過程としてチャレンジし、試行錯誤していること
でした。
これから北山田小学校で行う教育活動で、このような子どもたちの姿が現れるように我々教職員は教材研究に努め、学び続けようと確認しました。