指導主事訪問&クラブ活動

今日は1学期最後のクラブ活動。

そのタイミングで本校を担当していただいている吹田市教育委員会の指導主事が学校訪問してくれました。

ということで、一緒にクラブ活動の様子を見て回っていただきました。

運動クラブは、エアコンの入った体育館で活動。中に入ると本当に涼しくて快適。これなら体を思い切り動かしても大丈夫!という感じでした。

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グラウンドゴルフクラブは、WBGTが31を超えていたため、教室内での活動となり、トランプをして楽しんでいました。

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ダンスクラブは、場所を数か所に分かれて活動していたのですが、自分たちで曲を決めたり、動きを相談しながら決めたりしていました。指導主事もその様子をみて、「主体的に動いていてすごいですねー。」と感心されていたので、校長としては嬉しかったです。

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表現クラブは、ちょうど各グループが考えた寸劇を披露しようとしているタイミングでした。見ている側の子どもたちもニコニコしていたし、演じている子たちもすごく楽しんでいる様子でした。

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絵画クラブは、iPadで自分の好きなイラストや写真を検索して、それを参考にそれぞれが絵を描いていました。黙々と描いている子、友だちと見せ合っている子、アドバイスし合っている子、それぞれが楽しそうに活動していました。

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次は家庭科クラブです。今回のメニューはみかんゼリーだったようで、まさに食べているところでした。そして、運のいいことに僕も指導主事もおすそ分けをGET。めちゃくちゃおいしかった!食べているところをクラブの子たちが「写真撮るよー。」と言ってくれたので、僕のiPadを手渡し、パチリ。指導主事も幸せそうな顔をしていますね。ごちそうさまでした!

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続いてカードゲームクラブ。今回は2グループに分かれて人狼ゲームを楽しんでいました。どちらのグループも子どもたちは笑顔。先生も一緒になって楽しんでいるのが素敵でした。

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最後は、iPadクラブです。なんと、Canva(キャンバ)を使って、自己紹介のスライドを作り、発表していたようです。僕たちが教室に入った時には、すでに発表が終わっていたのですが、先生が気を遣ってくれて、1人の子にもう一度発表させてくれました。スライドのデザインもさることながら、内容も素敵で、その子の性格や趣味、将来の夢など、とても詳しく分かる素晴らしいもので、指導主事も感心していました。子どもの力って本当にすごいです!

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共感力(小さな命にも)

昨日の朝、運拾いをして回っていると、十字路とトンネルの間の道端にしゃがみこんでいる男の子がいました。

何をしているのかなーと近寄ってみると、道路脇にあるマンションとの境界のフェンスの向こう側に羽化に失敗したであろうセミの幼虫の死骸があって、それを木の枝で触っていたのです。

校「あー、羽化に失敗しちゃったんやな。」

子「うん。それで、道路に落ちてて、アリがいっぱい集まって来てたから、かわそうだなと思って、ここに避難させてん。」

この子は、幼虫の気持ちになって、「アリがいっぱい自分の体に集まってきたら嫌だろうな」と共感力を働かせたんですね。思わず温かい気持ちになりました。

相手が人間だろうと、昆虫だろうと、そこに自分を重ね合わせて思いやることができるのは、とても大切な力です。

この心をいつまでも持ち続けて大人になってほしいと思います。

続・続嬉しい広がり

ゴミ拾いを実践している5年生の女の子ですが、

今朝、僕が運拾いに回っている途中で出会った時、こんな会話を交わしました。

子「校長先生、もし登校途中でゴミを拾ったとしたら、そのゴミってどこに捨てたらいい?」

校「門入ってすぐの警備員さんの小屋の横にゴミ箱があるから、そこに捨てたらいいよ。」

子「オッケー!じゃあ明日からは、家からスーパーの袋を持って登校するようにして、途中でゴミ拾いながら来るわ。」

校「おー!嬉しい!!」

この子は、地域の美化に主体的に貢献仕様としてくれています。

この行動はきっと好循環を生み出し、その輪は広がっていくと信じています。

あー、嬉しい!

また、6年生の男の子からは、

「校長先生、ブログにゴミ拾いのことを運拾いって書いてたでしょ。」

と声をかけられました。こうやって関心を寄せてくれている子がいるから、ブログにも熱が入ります。

子どもたちの可能性は無限大です。そして、常に伸びよう伸びようとしていますし、善くあろうとしています。

それを心から信頼し、これからも大切にしたいことを発信し続けていきたいです。

あと少し

玄関のモニターには、現在、7月の全校集会のスライドショーを流しています。

残り少ない1学期をできるだけ充実したものにするため、毎朝、また、下校時に目指す子ども像を思い出し、「自分」が行動して学校を創るという意識を持てるように...という思いからです。

1学期の登校日数もあと8日。

一人ひとりが持つ力を精一杯発揮してねー!

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嬉しいエピソード(子どもの可能性を信じる)

昨日、3年生の保護者の方とお話しする機会があり、その中で嬉しいエピソードがあったので、ここで紹介させていただきます。

内容としては、運動会に関することでした。

そのお子さんが1・2年生のころは、運動会でダンスが苦手というか、苦に思っていたようで、なかなか振り付けも覚えられなかったそうです。でも、3年生になった今年度は、子どもたちがそれぞれ動きを考え、アイデアを出し合い、話し合って決めるという、子どもの主体性を尊重したプロセスを大切にしてくれたので、子どもの様子にも変化が生まれ、ありがたかったとのことでした。どのような変化があったかというと、ダンスを嫌がる様子が一切なく、家でも意欲的に練習していたし、本番で踊っている時の目を見ても堂々と自信をもって踊っているのが分かったという変化だったようです。

そして、

「校長先生が子どもの主体性を大切にされているのは今までも学校だより等で感じていましたが、運動会に向けた、このような子どもの主体性を大切にする取組をとおして、わが子の様子を見ていると、その大切さを実感し、本当にありがたいなと思いました。」

と言っていただきました。

自分としては、子どもは有能だから、我々教師がゆるぎない軸を持ったうえで信じて委ねることができれば、絶対に子どもはその可能性を存分に発揮すると信じてやってきましたが、具体的に直接保護者の方からこのようなフィードバックをいただけると、とても嬉しかったですし、自信を持つことができました。

これからも子どもの力を信頼し、教職員一同、力を合わせて進んでいきたいと思います。

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七夕の願い事(自分の学校を自分で創るために)7/7

7月7日(月)

いよいよ七夕当日。

校長室前にはこれだけの願い事が貼られています。

一つひとつ読んでみると、みんなそれぞれが自分の学校を自分で創るために頑張りたいことを書いてくれています。

一人ひとりが意識して、行動したらきっといい学校を創ることができるはず。

がんばれー!

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児童集会

7月7日(月)

この日の朝は児童集会でした。

生活委員会からは、今、きまりの見直しをしているところだということと、まだ話し合いをしているところで何も決まっていないから、これまでのきまりは守りましょうと委員長から全校児童に呼びかけがありました。

また、児童会からは、今年度の児童会のテーマを寸劇にして発表してくれました。

テーマは「スマイル~みんなが笑顔の児童会~」だそうです。

大きなテーマなので、手段は様々だと思います。だからこそ、これから児童会で色々な取組を子どもたちが考え、実行していってくれたらいいなと思います。

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続・嬉しい広がり

7月7日(月)七夕

前回投稿した記事に、5年生の女の子が日曜日に公園のごみ拾いをすると宣言していたことを書きました。

そして、週が明けた月曜日。登校してきたその子が、開口一番、

「校長先生!21個拾ったで!」

と報告してくれました。

「そんなにもあったんや!すごいな!ホンマにやってくれて校長先生も嬉しいわ!」

朝からテンションがいつも以上にあがりました。幸せな1週間の始まりです。

嬉しい広がり

今朝は出張の準備があるため、運拾いはできずでしたが、5年生の教室に行くと、この前「校長先生、私も見習ってゴミ1つ拾ったで!」と言っていた女の子が、話しかけてきて、以下のようなやり取りがありました。

子「校長先生、私、日曜に公園に行くねん。」

校「どこか遠くの有名な公園に行くの?」

子「違うよ。袋持って近くの公園に行くねん!」

校「もしかして!ゴミ拾い?」

子「そう!」

校「おお!すごい!うれしい!」

こんな広がりが生まれえるのは嬉しいですねー。

実際に公園のゴミ拾いをすると、街中に落ちているゴミも目に付くようになると思います。そして、この行動が友だちにも広がっていくかもしれませんし、他にも地域のためにできることを考えるようになるかもしれません。

「自分」が行動すれば、変化が生まれます。それを一人でも多くの子どもたちが経験してくれたらいいなと願っています。

行動する3年生

今日の4時間目が終わった後、廊下を歩いていると、荷物をたくさん抱えた3年生が2人。

「どうしたん?」

と聞くと、

「さっき理科やってんけど、最後に理科室を見回って片付けてたらこれだけ忘れ物があってん。だから持って行ってあげようと思って。」

とのこと。

「えらいなー。」

と言うと、

「そうやろー!」

と誇らしげ。自分の学校を自分が創る姿ですね!素敵です。

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