今日は認定こども園山田第一幼稚園の卒園式でした。来賓として参加させていただきましたが、とても良い式で、ついつい涙が...。
証書を受け取った後、年長児さんは、それを花道の先で待っている保護者に言葉とともに手渡していたのですが、年長児さんたちの頼もしい姿と、それに感動されている保護者のみなさんの表情を見ていると感動してしまって...。
幼稚園で力をつけ、これだけ立派に育って卒園した子どもたち。小学校で迎え入れるときには、何でも「教えなければ」「手伝ってあげなければ」となりがちですが、それは間違いだと改めて感じるとともに、既に身に付けている力を発揮できるように支えなければ!と心に刻んだひと時でした。
卒園おめでとう!
卒業式後の職員室。
6年生の担任3人が一人ひとり思いを語ってくれました。
その中でも、
子どもを信頼し、子どもにできるだけ「どうしたいのか」「そのためには何をしなければならないのか」ということを投げかけ、委ねてきたことで、主体的に動く姿が見られるようになった。何かに取り組むときに、一つひとつ指示したり、厳しく叱ったりしなくても、子どもたちは、自らどうしたいか考え、決め、行動できる力を持っていることを実感した。
という言葉があり、本当に嬉しく思った。
実際に「子どもを信頼する」を軸として子どもたちに接することで、子どもが有能であるということを目の当たりにすることができると、教師の子ども観、指導観はどんどん子ども主体に変わっていくと思う。
子どもの主体性と当事者性を育むことが、日本の未来を創ることだという認識で教育活動に取り組む北山田小学校をこれから目指していきたい。そう強く思った。
気温は低かったですが、空は晴れわたり、澄み切った空気の中、卒業式を行うことができました。
卒業生はもちろん、送り出す側の代表として参加した5年生も良い式にするために全力で頑張ってくれていたと思います。
校長式辞では、まず、私が1年間過ごした中で見つけた子どもたちの良さを伝えました。そして、PTA広報誌に掲載されていたそれぞれの夢を取り上げ、夢に挙げている職業に就くことがゴールではなく、その職業に就いたうえで、「何のために」その仕事をするのかを考えてほしいということと、世の中の職業は「誰かを幸せにする」ためにあるから、自分はこの職業について、「誰をどのように幸せにするのか」について考え続けてほしいということをお願いしました。
きっとこの子たちならやってくれると思います。
午後からは、校長室を花で飾り、国旗や校旗も置いて式場を作り、午前中に渡せなかった2名に対して卒業証書を渡すことができました。
これで晴れて86名全員が北山田小学校を卒業しました。
一人ひとり、無限の可能性を持った子どもたち、自分らしく、それぞれの場所で輝いてほしいと切に願っています。
卒業おめでとう!
今日の5・6時間目は、卒業式の予行練習でした。
いやー、本当に子どもたち、よく頑張っていました。
これまでの練習で、厳しく𠮟っている場面を見ることがなく、6年生の担任たちはずっと子どもたちに「どんな卒業式にしたいか?」「そのために自分たちは何をすべきか?」と問いかけ、子どもたちの思いを引き出しながら取り組んできてくれたからこその、この姿なのだろうと思います。
5年生担任たちも、きっと6年生のために自分たちが在校生代表としてしっかりと良い式を創ろう!という思いで子どもたちが臨めるよう、働きかけてきてくれたのだろうと思います。
みんな真剣!
すでに泣いている6年生も・・・
それくらいの思いでリハーサルに臨めるなんて素敵ですね。
いい式になること間違いなし!18日が楽しみです。