今日の全校集会の冒頭で、子どもたちに話した内容をアップしておきます。
みなさん、おはようございます。
今日は、みなさんに大切な話をします。最後まで、しっかりと自分のこととして聞いてください。
今、世界ではサッカーのワールドカップが行われています。試合を見た人もいるかもしれませんね。
ワールドカップには、世界中のさまざまな国や地域から選手が集まっています。肌の色が違う人、話す言葉が違う人、食べ物や文化が違う人など、本当にいろいろな人がいます。
でも、ピッチの上では、どの選手も一生懸命にプレーし、お互いを認め合い、ルールを守りながら戦っています。違いがあるからこそ、それぞれのよさが光り、チームとして成長していきます。そして、そんなチームを世界中の人たちが応援しています。
さて、それは学校でも同じです。
最近、見た目、話し方、名前、国のことなどをからかったり、人が嫌な思いをする言葉を言ったりすることがあります。これは明らかに差別です。
また、仲間外れにしたり、いじめにつながるような言動が見られることもあります。
言った人は「冗談だった」「そんなつもりはなかった」と思うかもしれません。しかし、言われた人の心には深い傷が残ることがあります。心の傷は目には見えませんが、とても痛いものです。
みなさんに覚えていてほしいことがあります。
「違い」は、笑うものではなく、大切にするものです。
一人一人が違うからこそ、学校は楽しく、世界は豊かになります。
もし、自分が言おうとしている言葉を、自分が言われたらどう感じるか、一度立ち止まって考えてください。そして、困っている友達や悲しい思いをしている友達がいたら、「大丈夫?」と声をかけられる人になってください。
先生は、この学校を、国籍や見た目などに関係なく、「誰もが安心して来ることができる学校」「自分らしく過ごせる学校」にしたいと願っています。
そのために必要なのは、特別なことではありません。
- 相手を大切にする言葉を選ぶこと。
- 相手の違いを認めること。 そして、
- 自分も友達も大切にすることです。
今日から、みんなで「相手がうれしくなる言葉」を一つでも多く使い、「人を傷つける言葉」は一つでも減らしていきましょう。
先生たちも、みなさんと一緒に、誰もが笑顔で過ごせる学校をつくっていきます。
