7月14日(金)
吹田市全体で取り組んでいるいじめ予防授業「トリプルチェンジ」。
本校でも、全学年で取り組んでいます。
1学期は「FirstChange シンキングエラーを正す」を考えました。
いじめがひどくなる時の2つのキーワード、「アンバランスパワー」と「シンキングエラー」についてみんなで考えるのです。
「アンバランスパワー」とは、どちらかが相手よりも力が強い、頭がいい、人気がある、友達が多いなどの差があることです。
「シンキングエラー」とは、いじめている人が自分は正しいと考えてしまうこと(「相手が悪いからいじめられて当然だ」「これは遊びだ」「みんながやっていることだ」などと間違って考えていることです。
「アンバランスパワー」が働く時、「シンキングエラー」が起こりやすいということを勉強し、自分たちの行動について振り返ります。
2年生では、まず、この2つのキーワードについて振り返りました。
「1年生の時に勉強した!」とちゃんと覚えている子もいました。
その上で、あだ名で呼ばれることが嫌だと思っている例を挙げて、いじめかどうかについて考えました。
これはいじめかどうか、なぜそう思うのかを考え、グループで交流しました。そして、全員で共有。しっかりと手を上げて発表してくれました。言われた人が嫌だと思っているからいじめだという意見が多かったです。
2学期には、Second Chenge、Third Chengeと勉強していきます。
いじめはどの学校でも起こること。子どもの心の大きな傷とならないようひどくならないうちに周りの子どもたち、先生が気づき、対応していけるようにしていきたいです。
全学年で繰り返し勉強することで、いじめのない学校をめざしていきたいと思います。