2017年3月アーカイブ
3月6日の全校集会では、朝や昼の星のように、「見えないけれどもたしかにあるもの」「心でしっかりみないとみえにくいもの」の話をしました。
「がんばって勉強して100点をとった」「がんばって練習して二重跳びができるようになった」など、がんばったことが結果に結びついてことは、見えやすいけれども、がんばっても、100点をとれなかったときのように、がんばったことが結果に結びつかなかったこと、その努力はなかなか見えにくいもの・・
でも、その努力はたしかにあって、見えにくいけれど自分の力になっているんだよということ。
ともだちの「すぐけんかしてしまう」ことは見えやすいけれど、「目立たないところで友だちにそっと親切にしていたこと」は見えにくい。自分のいやなところは見えやすいかもしれないけれど、自分の良いところが見えにくい人もいるでしょう。 「たしかにあるけれど、見えないもの」や「じっくり見ないと見えにくいもの」について、みんなも考えてみましょうと伝え、金子みすずさんの「星とたんぽぽ」の詩を紹介しました。
その詩は下足ホールに貼っています。
課外クラブ バスケットボール・バレーボールクラブが大会で優秀な成績だったので、表彰しました。
3月6日、4年生が二分の一成人式をしました。
これは、20歳での成人式のちょうど半分になる10歳の今、10年間の成長を自分自身で振り、育ててもらった家族や周りの人への感謝を感じ、自分がこれからどんな自分になりたいのかを考えるという取り組みです。
保護者の方にもたくさん見に来ていただきました。一人ずつ、みんなの前に立ち、将来なりたいものや自分の夢、この10年間を振り返って等自分の考えたことを、述べました。
少し恥ずかしそうにしていましたが、しっかりと自分の考えたことを述べることができました。その後、学年での呼びかけのことばと歌を保護者の皆さんに聞いていただきました。
多目的教室に入ってきたときの子どもたちの様子は緊張した感じでしたが、終わったあとはとても笑顔で、「がんばったよ!!」という充実した表情でした。
10年間育ててくれたご家族への感謝の気持ちをしっかり伝えている子どももたくさんいました。
改めて、4年生の子どもたちの成長を感じた時間でした。
様々なご事情で当日参観できなかった保護者の皆さんもたくさん来らっしゃることかと思いますが、御家庭でもお話を是非聞いていただければと思います。