宿泊学習2日目、朝からすがすがしい空気の中、子供たちは活動をスタートしました。この日は、「わくわくの郷」での竹の器づくりから始まりました。自分だけの器を作る活動では、友達と助け合い、集中して取り組む姿が見られました。完成した竹の器を手に、子供たちは達成感に満ちた表情を見せていました。
続いての活動は、飯盒炊爨です。班ごとに分かれ、火をおこし、ごはんを炊き、カレー作りに挑戦しました。煙に苦戦したり、火加減に悩んだりしながらも、協力して一から作り上げたカレーは格別の味だったようで、どの班も「おいしい!」と笑顔いっぱいで食事を楽しんでいました。
活動を終えた後は、退所式を行い、「わくわくの郷」の方々へ感謝の気持ちを伝えました。そして、大きな荷物とたくさんの思い出を抱えて、無事学校へと帰ってきました。
この2日間を通して、子供たちは「いのちの守り方」「自分で考えて行動すること」「仲間と力を合わせること」など、多くのことを学びました。6年生にとって、この宿泊学習の経験が、今後の学校生活や将来の糧となることを願っています。