4年生が集めているプルタブを話題に取り上げ、「概数」について、学びます。場面の意味に着目して数の捉え方を考え、目的に応じて概数を用いることができるようにすることがねらいの一つです。
1学期から集めているプルタブが、現在4kg集まっています。目標は800kg、車椅子1台と交換でできる目安です。あと796kg必要です。ゴールまで、200倍だね、まだまだ。今までに習った「倍の見方」を生かして考えます。4kgを1箱としたら、あと199箱必要です。
あと何個プルタブを集めたら車椅子に交換できるのだろう。1kgが2659個と聞いて、1箱の重さを計算します。
2659×4=10636ということは、10636×199・・・
簡単に計算するやり方を考えるところで、「だいたい」「~ぐらい」と表したらいいことに気づき、子どもたちは、「きりのいい数」「ぴったりの数」と自分の考えるおおよその数に置き換えて式を書き始めました。
いくつかの式がたてられ、元の数をどう変えていったのか、班で交流しました。数の差はできましたが、それぞれの考えを聞いてどの数を(位を)置き換えたのか、聞き合いました。あと2000000個でいいのかどうか今後考えていきます。
今日は、概数の学習の最初だったので、「だいたい」の幅は、子ども一人ひとりで違っていました。これから学んでいきます。自分たちの集めているプルタブを話題に学習をしたので、いろいろ考えてあっという間だったようです。「終わります」と先生が言うと、子どもたちから「はや!」「はやくない?」つぶやきが聞こえていました。