6月下旬から、それぞれの学年、クラスでいじめ予防授業トリプルチェンジを行っています。ワークブックを持ち帰ってご家庭で見ていただいけていると思います。また、今後持ち帰ると思います。
1年生でもそれぞれのクラスで授業をしました。
いじめって知っている人と聞くと、たくさんの子が手を挙げました。いじめの確認をして、お話(エピソード)を先生が子どもたちに伝え、それについて考えていきます。
Bはこのごろひとりぼっちです。とくにAたちはみんなで「ばいきん」とよんでいました。「やめてといっても、やめてくれない」といいました。あなたはAに「どうして、ばいきんとよぶの?」ときくと、Aは「Bはまえにいじわるなことしてきたから、やりかえしているだけだ」といいました。
先生のお話を聞きながら、ばいきんという言葉には「わ~」「あかんやん」と反応が見られました。
お話の後、Bさんの気持ちを考えて、ワークブックに書き、ペアでお話をしました。「いやな気持ち」や「悲しい気持ち」と書いている子が多く、理由も付け加えて書いている子もいました。
シンキングエラーやアンバランスパワーなど新しい言葉を学び、どの言葉や行動がそれらに当たるかお話を振り返り、1年生なりに真剣に考えました。
その後に、自分自身のことで当てはまることを考えました。例文から、こんなシンキングエラーしたことがあると正直に〇をつける子や、どうなのかなと悩んでいる子もいました。チェックがなかった子は素晴らしい、チェックがついた子も正直でえらいです。
どうすればいじめにならないか考え、自分の行動を変えていけるように、宣言を書きました。少し難しいところもありましたが、一人ひとりが思いやりのある行動や共感できる力を持ってほしいと思います。ご家庭でもワークブックを持ち帰りましたら、これをきっかけにお話ししてください。